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介護士転職を考えている方にとって、面接で志望動機をどのように伝えるべきか悩みますよね?
面接や書類で志望動機が悪い印象になると不採用になるケースもあります。
当記事では、採用施設側の立場から、面接で好印象となる志望動機の伝え方を解説しています。
私は介護士として20年以上のキャリアがあり、実際に多くの転職者に関わってきた経験をもっています。
面接での志望動機の伝え方や転職を成功させるために必要となる文章作成のコツや注意点を知見を踏まえて解説するので参考にしてください。
介護士の転職における志望動機の書き方【5つのポイントを解説】
転職の志望動機を伝えるコツで最も重要なのは「企業があなたを採用してメリットがどれだけあるのか?」です。
採用担当者は、1人で選考して決めるわけではありません。採用の決め手となる部分を、他の施設職員に説明できる決め手が必要になります。
そのため、転職希望者にとって職務経歴書や志望動機は最も重要なメッセージを伝えることが出来る第一関門となりにます。
では、志望動機の決め手でおさえるべき5つのポイントを確認してみましょう。
- 採用担当者の視点を意識して書く
- 介護職に就く志望動機や自分の強みを整理する
- 志望動機はポジティブに整理する
- 経験や実績を交えて具体的に内容を書く
- 志望動機は人間性のアピールを優先して書く
それぞれ解説します。
採用担当者の視点を意識して書く
採用担当者は職務経歴書を確認した後、志望動機に目を通し実際に採用したい人材であるか判断します。
ここで重要なのは施設側は求める人物像と、マッチしない部分を「減点方式」で採点するということです。
ですから、志望動機の減点されにくいアピールとして「責任感を持って〇〇に取り組んでいました」や「チームワークを心掛けて〇〇に取り組んでいました」など、介護職で大切な部分に配慮して仕事をしている意志を伝えることで、減点されにくい期待値に合わせた魅力的な文章に仕上げることができます。
介護職に就こうと思った志望動機や自分の強みを整理する
応募した理由や自分の強みをどのように主張して書けばいいのか迷いませんか?
迷うのであれば、初心に戻り介護職に就こうと考えたきっかけや自分の強みを書面に書き出してみましょう。
書き出したら、次に求人先の施設の理念や特徴をホームページ等で確認しましょう。
自分の考えと求人先の特徴で重なる部分を見つけることによって主張したいことを整理することができます。
そうすることで、自分の強みを志望動機に落とし込みやすくなります。
志望動機はポジティブに整理する
前職に不満があり転職を考えている方もいるのではないでしょうか?
志望動機には熱意やポジティブな表現が適切です。
志望動機にネガティブな理由を書いてしまうと印象が悪くなり、採用担当者に採用のメリットがまったく伝わりません。
採用担当者に採用するメリットと良い印象を与えるには「今後自分は何に努力したいのか?」を伝えるポジティブな内容に仕上げましょう。
経験や実績を交えて具体的に内容を書く
採用担当者が知りたい情報として「あなたは何が出来るのか?」を伝えることが大切です。
「あなたの施設で働きたい」と意気込みを書くことになりますが「私は今まで〇〇の仕事でこんなことをしてきた」や「〇〇に気をつけながら仕事に従事してきました」などあなたが実際に取り組んできた実例を交える事で文章が具体的になります。
たとえ未経験の方であっても、「どれだけ仕事に打ち込んでいたのか?」が伝われば、採用担当者は自社でどのように働いてもらえるかのメッセージと熱意や誠実さを伝えることが出来ます。
志望動機は人間性のアピールを優先して書く
介護職では、介護を必要とする方の身の回りの支援を行う仕事です。生活に関わる支援から心のケアも必要となるでしょう。
自分の強みとして明るい性格であることや、思いやりの気持ちを持ってコミュニケーションが図れる人柄を、抽象的にならないよう、仕事にどのように活かしていくのかを表現すると良い印象につながります。
ご利用者様やご家族様との良好な関係性を保てるエピソードや経験実績を表現すると良いでしょう。
介護士転職の志望動機で注意するNGワードと注意点とは?
転職の志望動機は自己アピールを行うことが重要なポイントです。自分の個性をしっかり伝えたいのに書き方や伝え方がネガティブな志望動機になっていませんか?
どのような点に注意していくべきかNGワードも踏まえて解説します。
志望動機が明確ではない
採用担当者は求人採用で多くの志望動機を尋ねてきた経験があり、志望動機の意欲や熱意で第一印象を判断しています。
そこで、注意するべきNGワードは「給料が良いから」や「休みがとりやすいから」などです。「自分にとって条件の良い志望動機」に採用担当は興味はありませんし、逆に自己中心的な人柄と思われてしまうので注意しましょう。
志望動機が明確でないと、その後の面接でブレが生じてしまいます。志望動機を説明できる「これが動機です」と説明できる理由を1つはおさえておきましょう。
一方、未経験者の方で介護業種の志望動機が定まらない場合、高齢化社会に貢献したい「使命感」や、困っている方の力になる「寄り添って支える」仕事に魅力があることへの志望動機を、自分なりにアレンジして伝えるとよいでしょう。
人間関係や待遇面などが転職理由でもそのまま伝えない
志望動機として人間関係や給料面で転職を考えた方も多くいるのは事実です。
面接等で採用担当者に前職の批判や不満を話したくなる気持ちもわかります。
ですが、転職者が転職にいたった不満を話す行為はデメリットでしかありません。
求人先の採用担当は「当事業所に就業してどんなメリットをもらたしてくれるのか?」を知りたいと考えています。
良い印象を与えるためには、人間関係に対して「自分がどのような人間関係を作れるのか?」や、待遇面で「生活に必要な収入を見直している」などの就職後に期待できるイメージや今後頑張ろうとしている動機が伝わる転職理由を伝えましょう。
マイナスイメージになるような表現はしない
履歴書に記載する内容は自分をアピールする内容であることが大前提です。
過大評価に繋がる内容や、誇張した内容だと自分自身へのプレッシャーとなりすぎるのでおすすめできません。
転職活動を始めたネガティブな理由を引きずることなく、今後取り組んで行きたいことを中心に表現して、採用担当者にプラスとなる印象を与えるようにしましょう。
介護士転職で志望動機のアピールポイント7選【パターン別】
採用を判断するために必要なポイントは、各業種経験によってアピールする部分が違ってきます。
採用担当者は経歴や志望動機、スキルや熱意を確認した上で採用の判断をしています。
ありきたりな内容にならないよう、志望動機やアピールするポイントを入念に考えることで印象は大きく変わってきます。
では、どのような表現で書くべきか介護業界を目指す方向けに志望動機と自己PRのポイントを例文で確認してみましょう。
- 介護職から介護職への転職
- 介護職無資格・未経験からの転職
- 介護職の転職が多い方
- キャリアアップ目指すための転職
- ケアマネージャーとしての転職
- 生活相談員としての転職
- 介護職ブランクがある方の転職
介護職から介護職への転職
介護職経験者が違う施設に転職する場合、採用担当者は働いていた施設で勤務できない理由を知りたいと考えます。
新たな環境で働いて何がしたいのか?を伝えることがアピールポイントになります。
応募先の介護施設の特徴や理念はあらかじめホームページ等で確認してから志望動機を考えるのが良いでしょう。
理念に沿った共感ポイントを踏まえ、仕事に従事していく意思を持っていることを伝えることが重要となります。
介護職無資格・未経験からの転職
介護職未経験から転職する場合、転職を考えた動機と今までの職業で培った強みは何ですか?
介護未経験の方がアピールする方法として、強みを活かして仕事に取り組む熱意や資格取得などの前向きな転職であることを伝えることが重要なポイントとなります。
施設の特徴や理念をホームページで確認し、自分が持っている強みから施設側が安心できる志望動機を考えましょう。
介護職の転職が多い方
転職経験が多い方は、施設側にネガティブな印象を与えてしまうと考えるかもしれません。ですが、多くの職種経験や転職経験で何を経験してきたのかを伝える事でポジティブな印象を与えることが出来ます。
むしろ、介護職は介護業務だけで成り立つ仕事ではありません。「転職経験を御社で活かして仕事をしていきたい」と伝える事で前向きな志望動機となります。
キャリアアップを目指すための転職
キャリアアップのための転職をする人材は、採用することで施設としても他のスタッフにいい影響をもたらす人材だと期待されます。
自分のキャリアアップの姿勢や志望動機を伝え、長所や身につけたスキルをどのように活かしていくのかを伝えることが重要になります。
ケアマネージャーとしての転職
ケアマネージャーとして転職する場合、「ケアマネージャー資格取得までの経験」や「ケアマネージャーとしての経験を踏まえた今後の仕事への意気込み」を前向きな姿勢で伝えることがポイントになります。
生活相談員としての転職
生活相談員業務は実務経験が無くても、資格(大学卒で取得できる社会福祉主事任用資格など)や一定以上の介護職の経験(自治体によって変わる)があれば相談員業務は行えます。未経験の方でも従事できるため、相談員業務への関心や自分の管理能力、コミュニケーション能力についてアピールすることが大切です。
相談業務は専門的な知識が必要になるので、資格取得や勉強に積極的に取り組む意志を伝えましょう。
ご利用者様やご家族様に安心してもらえる接遇や関わりを持っていきたい意思を伝える事で採用される可能性が高まります。
介護職ブランクがある方の転職
なぜ介護職を一旦離れたのか?また、ブランク期間はどのような仕事をしていたのか施設側は気になるでしょう。
介護職を離れた理由は「仕事の負担が大きかったから辞めた」などのネガティブな説明は控えて、ブランク期間はどのような仕事をしていたのかを伝えましょう。
結婚や育児が理由で介護の仕事を離職する方が多いので、子育てにめどがついたことや介護職で再度働いてみたい理由を前向きに伝えることが大切です。
介護士の志望動機に悩む方は転職エージェントの利用が効果的
好条件で転職をしたいと誰でも思うのではないでしょうか?
ですが、転職で給与などの条件交渉が得意な人は滅多にいないのが実情です。
転職で大切なのは「自分のスキルを最大限に評価してもらうこと」「自分に見合った報酬の相場を知ること」「求人先と交渉して見合った報酬で転職すること」です。
条件にこだわらないのであれば、時間をかける事で1人でも転職は出来るでしょう。
ですが、自分に合った職場と報酬がマッチし、自分の価値の最大化を図りながらの転職はとても困難です。
一方、転職エージェントを利用することで、転職のプロの視点から1人で転職をするよりも「良い転職先」「見合った報酬」「スムーズな転職」が出来る可能性は確実に高まります。
転職エージェントの利用は現職で働いている多忙な場合でも転職サポートを受けられるので、転職をスムーズに進めることができます。
1人で転職を考えているのであれば、転職エージェントを一度でもいいので利用してみる事をおすすめします。
こちらの記事もおすすめ⇒介護士転職エージェントランキングおすすめ5選
介護士転職のパターン別志望動機【21選】
志望動機をアピールするポイントを踏まえて志望動機をどのように表現することが良いか確認してみましょう。
パターン別で例文をご紹介します。例文を参考に自分の言葉でどのように表現するべきなのか参考にしてください。
介護福祉士からケアマネジャーへ転職希望の志望動機
私は高齢者施設の介護福祉士として長年勤務をしてきました。
ご利用者様に介護サービスの提供をしていく中で、介護保険制度について、もっと詳しく理解を深めていきたいと感じるようになり、介護支援専門員の資格取得をしました。
ケアマネジャー業務は未経験ですが、介護サービスの提供をマネジメントする仕事内容に興味を持つようになり、これまで以上に思いやりや、人として成長を考え、信頼されるケアマネジャーになるために御社を志望させていただきました。
介護福祉士としてスキルアップしたい志望動機
高齢者施設で5年間の実務経験を経て介護福祉士の資格取得をしました。
介護業務の経験は、食事介助や入浴介助、排泄介助などの身体介助から、行事の企画実行などレクリエーションに関わる業務の経験もあります。
介護福祉士として、働く環境を御社に変えることで、新しい仕事環境で視野を深める事がスキルアップにつながると思い転職を決意しました。
ご利用者様の気持ちに寄り添った、より良い介護サービスの提供につながるよう頑張っていきたいと思っております。
介護職の経験から生活相談員に転職したい人の志望動機
私は3年間、訪問介護の仕事に勤務していました。
ご利用者様の生活の悩みをうかがっていく中で、相談員業務として気持ちに寄り添う支援をしたいと考え転職を決意しました。
今後は、より介護の知識を深め介護技術の向上にも務めていきたいと思っています。
生活相談員業務は未経験ですが、ご利用者様の話に耳を傾け、入居者様や家族様に安心していただける介護支援をしていきたいと考えております。
無資格・未経験から訪問介護の分野へ転職を考えている方の志望動機
私は今まで接客業や営業職の仕事をしてきた経験があります。
介護の仕事は未経験ですが、人と関わる仕事が好きであることと、高齢化がすすむ中で人の役にたつやり甲斐のある仕事をしたいと思い転職を考えました。
接客業や営業職では相手の気持ちや考え方に添って仕事をする一面もあり、介護の仕事では今までの仕事で培った経験を活かしていけると思っております。
施設のご利用者様やご家族様の話に耳を傾け、早くお役に立てるように務めていきたいと思っております。
病棟ケアワーカーから介護施設(高齢者施設全般)へ転職をしたい方の志望動機
私は今まで10年間、医療病棟のケアワーカーとして仕事に従事してまいりました。
人との関わりを持つ仕事が好きなこともあり、在宅復帰を支援する業務を行ってきましたが、今後は自分のスキルアップも視野に入れつつ介護全般の支援に関わる仕事をしていきたいと考え転職を決意しました。
施設介護は未経験ですが、まずは介護職員初任者研修の受講を行いつつ、高齢者やその家族の方に寄り添っていける介護を目標に努めていきたいと思っております。
病棟ケアワーカーから通所介護(デイサービス・デイケア)に転職する方の志望動機
私は今まで〇〇年間、病棟のケアワーカーとして仕事に従事してまいりました。
療養型病院での仕事は、在宅復帰へのリハビリを目的に支援を行ってきましたが、在宅介護に興味を持ち自分自身のスキルアップのために転職を決意しました。
今後は、在宅介護支援の通所介護でご利用者様やご家族様が安心して楽しく過ごしていただけるサービスを提供が出来るように、介護技術と介護知識の向上に努めていきたいと考えております。
病棟ケアワーカーから入所介護(特養・介護老人保健施設・グループホーム・有料老人ホーム・小規模多機能型居宅介護)に転職する方の志望動機
今までは、療養型病院で身の回りの支援をおこなうケアワーカーとして仕事に従事しておりました。
この経験をもとに、私自身のスキルアップと、介護支援としてご高齢者やそのご家族様の気持ちに寄り添った支援に興味があり転職を決意しました。
今後は、ご利用者様やご家族様の話に耳を傾け、ご利用者の方に寄り添った介護をしていけるよう励んでいきたいと思っております。
介護福祉士の資格取得を目標に介護業界への転職をする方の志望動機(無資格・未経験)
私は、事務職として長年働いてきました。ですが、私の近い親戚で介護が必要となる状況を目の当たりにし、私も自分の両親の介護について考えさせられる機会がありました。
この状況から介護の仕事に興味を持ち、これからの高齢者を支えていく介護の仕事をすることで少しでも高齢社会の支えとなり、自身の親の介護にも経験を活かしながら仕事が出来るのではないかと思ったのが介護の仕事をしてみたいと思ったきっかけです。
介護職は未経験ですが、介護技術と介護の知識を習得し、ご利用者様やご家族様に安心していただけるような人材になれるように頑張りたいと思います。
介護福祉士の資格取得を目標に介護業界への転職をする方の志望動機(経験あり)
私はこれまで、ホームヘルパーとして介護の仕事に携わってきました。
在宅介護の仕事に携わる中で、ご利用者様の話に耳を傾けて支援していく仕事に魅力を感じています。ですが、訪問介護以外での介護の仕事にも興味を持つようになり転職を決意しました。
今後も介護の仕事に従事する気持ちに変わりがないことから、他の介護事業所でも介護経験を積みたいと感じる気持ちが強くなり、介護福祉士の資格取得を目標に介護技術の向上と介護知識をひろげたいと思っています。
御社では、ホームヘルパーの経験を活かし、ご利用者様とご家族様が安心していただける介護を提供できるよう頑張ってきたいと考えております。採用のご検討どうぞよろしくお願い致します。
居宅ケアマネージャーから施設ケアマネージャーへ転職する志望動機
私はこれまで居宅ケアマネージャーとして2年間勤務してまいりました。
ご利用者様や家族の方に安心していただけるマネジメントを心がけながら従事する仕事にやりがいを感じながら仕事を行ってきましたが、在宅支援以外に施設のケアマネージャーとしてこの経験を活かす仕事が出来ないだろうかと考えるようになりました。
施設のケアマネージャーとしての経験はありませんが、これまで居宅で経験したマネジメントスキルを施設でも活かせるように頑張ってきたいと思っていますので貴社で働かせていただくことをご検討いただけたらと思っております。
施設ケアマネージャーから居宅ケアマネージャーへ転職する志望動機
私はこれまで、介護福祉士の資格取得後にケアマネージャーの資格を取得し、ご利用者様やご家族様に安心していただけるマネジメントを心がけながら施設のケアマネージャーとして仕事に従事してきました。
施設ケアマネージャーとしてご利用者様やご家族様と関わる中で、在宅支援にも興味を持つようになり、居宅ケアマネージャーとして仕事に従事してみたいと思うようになりました。
居宅ケアマネージャーの仕事は初めてですが、これまでの介護施設での経験を活かしながらご利用者様やご家族様に安心していただける介護を心がけて頑張ってきたいと思っております。貴社での採用をご検討いただけたら幸いです。
ケアマネジャーの資格取得から居宅ケアマネジャーとして転職したい方の志望動機
私はこれまで、介護職の実務経験を経てケアマネジャーの資格取得をしました。
今後も介護の仕事に従事したいと考える中で、スキルアップのために居宅ケアマネジャーの仕事に魅力を感じ転職を決意しました。
これまでの介護職の経験を活かし、ご利用者様やご家族様が安心できる介護サービスの提供が出来るように務めていきたいと思っています。
介護職無資格・未経験で転職する方の志望動機
私は今まで〇〇の仕事に従事していましたが、介護の仕事に興味がある事と、今後の自分の両親の介護で業務経験が活かせるのではないかと考えるようになりました。
将来のことを見据えて、今のうちから介護の知識を学んでいこうと考え転職を決意した次第です。
介護職は未経験ではありますが、これまでの〇〇の仕事で培った接客対応や体力には自信があるので、介護の仕事でも活かせると思っております。
介護技術や介護の知識を身につけ、ご利用者様やご家族様に安心していただける介護士として頑張っていきたいと思っております。採用のご検討よろしくお願い致します。
定年まで働きたい方の志望動機
私は今まで〇〇の施設で勤務してきました。
介護の仕事では、やりがいとして「ご利用者様やご家族様が安心して過ごしてもらえる環境作り」を意識して仕事に従事してまいりました。
今回、御社を志望した理由は理念の〇〇の部分に共感し、今までの経験を活かし仕事に従事したいと考えたからです。
今までのスキルを活かし貴社で貢献できるように頑張りたいと思いますので、採用をご検討いただけましたら幸いです。
サービス提供責任者として働きたい方の志望動機(経験あり)
私は、〇〇の仕事に従事してきました。介護の仕事はやりがいがあり魅力を感じています。
スキルアップのために働きやすい環境作りや、ご家族様と接点をもって介護の仕事が出来るサービス提供責任者の仕事に従事したいと考え転職を決意しました。
今までの仕事では、ご利用者様に安心して頂ける言葉掛けや配慮に気を配り仕事に従事してきました。
この経験を活かせるように御社で頑張りたいと思っております。
介護職(主任・副主任)から管理者に転職したい方の志望動機
これまで〇〇で介護職員の主任として仕事に従事してきました。
仕事に従事する中で、職員の安定した仕事環境が介護サービスの充実と施設運営に重要であることを知り、管理職として仕事に従事したいと思い転職を決意しました。
これまでの主任業務でのスキルを活かし、ご利用者様やご家族様、現場職員と連携しコミュニケーションを図りながら御社の理念に則り、安定した業務につとめていきたいと考えています。
派遣社員から正社員への転職をしたい方の志望動機(経験あり)
私はこれまで〇〇で派遣社員として仕事に従事してきました。
介護への仕事に興味があったものの、どのような仕事が良いのか決めかねていましたが、派遣社員として働く中で高齢者の方のお役に立てる介護の仕事へのやり甲斐が深まり、正社員として仕事に従事することを決意しました。
今後は介護知識や介護技術の習得も図りながら仕事に従事していきたいと考えています。
御社では、これまでの〇〇で働いていた経験も活かせると思っておりますのでよろしくお願い致します。
在宅介護への転職をしたい方の志望動機(経験なし)
私はこれまで〇〇の仕事に従事してきました。
介護の仕事は未経験ですが、これまでの仕事の経験を活かし、ご利用者様への接遇を大切にしながらコミュケーションを図っていきたいと思っています。
また、ご利用者様やご家族様に安心していただける関わりを持ち、心が落ち着くサービス提供を心掛けて頑張りたいと思います。
在宅介護(ホームヘルパー)への転職をしたい方の志望動機(経験あり)
私は今まで〇〇の仕事に従事してきました。
介護職として勤務している中で、在宅支援としてその方に合ったサービス提供ができるホームヘルパーの仕事に興味があり転職を考えました。
在宅介護では、ケアプランに沿ってご認知症の方に対するケアなど、利用者様に応じた介護サービスの提供が出来ることから大変魅力ある仕事だと感じています。
これまでの介護職の経験を活かし、ご利用者様やご家族様の負担軽減や安心していただけるサービス提供を行っていきたいと思っています。
特別養護老人ホームへ転職したい方の志望動機(経験なし)
私はこれまで〇〇の仕事に従事してきました。
私の近い親戚で介護を受けている方がおり、介護の大変さや、介護知識や介護技術の重要性を目の当たりにし、私も自分の両親の介護について考えさせられる機会がありました。
介護職の経験はありませんが、困っている方への支援を行う介護の仕事に、とても魅力を感じています。
介護の仕事に従事することで、介護技術と介護の知識を深めながら成長できればと考えております。
特別養護老人ホームへ転職したい方の志望動機(経験あり)
私はこれまで、介護職として〇〇で〇年間勤務しておりました。
待遇面やこれまでの仕事のスキルを生かした職場を探したところ、御社の理念や特徴に共感し、ここで働きたいと思い応募させていただきました。
ご利用者様の気持ちに寄り添い、質の高い介護サービスの提供が出来るよう努力していきたいと思っております。
履歴書の書き方
履歴書作成の「必要な物」「注意ポイント」「基本情報の書き方」を解説します。
履歴書作成に必要な物
- 履歴書(無料ダウンロード印刷ではなくコンビニ等で購入が好印象)
- 印鑑
- ボールペン
- 証明写真
- 応募書類が収まる封筒
- 返信封筒と切手
履歴書(無料ダウンロード印刷ではなくコンビニ等で購入が好印象)
履歴書はコンビニでも購入できます。ネット上の無料のPDFなどを利用してダウンロードも出来ますが、少しでも好印象を与えたいのであれば正式な書類の使用をおすすめします。
印鑑
印鑑記入欄がある書類を使用する場合は必要となります。
ボールペン
記載は黒の万年筆やボールペンでの記入を行いましょう。
証明写真
3ヶ月以内に撮影した証明写真を使用します。
スーツの着用でない場合は、黒や紺のジャケットで撮影しましょう。
写真の裏に氏名を記入することも忘れず行いましょう。
応募書類が収まる封筒
書類が小さく折り曲げすぎないように履歴書二つ折りが収まる程度の封筒が良いでしょう。
返信封筒と切手
返信封筒には返信先の住所の記載を行い、返信に必要な切手を張り付けておきましょう。
履歴書作成での注意ポイント
- 修正テープなどで書類の修正はしない
- 丁寧に記載する
- 空欄を作らない
- 和暦、西暦は統一して記入
- 書類提出前にコピーを保管しておく
修正テープなどで書類の修正はしない
正式な書類となるので修正テープの使用はせず書き直すようにしましょう。
丁寧に記載する
字に自信がなくても大丈夫です。丁寧に書くようにしましょう。
字に自信がない方はパソコンでの書類作成も可能です。
空欄を作らない
記載が必要な部分はすべて記載し空欄を作らないようにしましょう。特に自己PR記入部分は採用の判断材料にもなるので、記載事項への質問を想定して丁寧に記載しましょう。
和暦、西暦は統一して記入
和暦と西暦を混合して記入する方がいます。履歴書は見てもらう資料なので、一目でわかりにくい記載は印象を悪くします。統一した記載をしましょう。
書類提出前にコピーを保管しておく
書類提出後に記載内容を踏まえて面接対策を行います。記載内容と面接対策をチェックするために、必ずコピーは保管しておきましょう。
基本情報の書き方(学歴·職歴)
基本情報の書き方を項目別に簡単に解説しますので参考にしてください。
日時の記入
郵送であればポスト投函日を記載します。
手渡しの場合は持参日を記載します。
年齢の記入
送付日を優先した満年齢を記入します。
住所の記載方法
省略せずに都道府県からすべて記載します。
ふりがなは漢字に振り、番地には振らなくて良いです。
連絡先の記入
電話とメール共に確実に連絡がとれるものを記載します。
携帯や固定電話どちらでも大丈夫です。
写真
清潔感のある写真が好印象となります。
3ヶ月以内の写真を準備します。スーツは黒もしくは濃紺のジャケット姿で撮影を行います。
写真裏に氏名を記載しましょう。
学歴と職歴の記入
「学歴」「職歴」はそれぞれに分けてまとめて記入します。
「高校」は「高等学校」、「(株)」は「株式会社」と正式名称で記載しましょう。
退職の記載は「一身上の都合により退社」と記載し、「在籍中の場合」は「現在在籍中」と記載します。
パートや派遣社員での仕事実績が求人先の仕事に活かせる職歴であれば記載するとアピールポイントになるでしょう。
職歴と学歴記載後はそれぞれ右下に「以上」と記載します。
面接対策5選【介護士転職】
面接を成功させるために抑えるべきポイントは下記の5つです。
- 余裕をもって準備をすすめる
- 言葉遣いや話し方を見直す
- 履歴書の内容を覚えて対策する
- 待遇面の転職である印象を与えない
- 面接は採用担当者とのコミュニケーション場である
それぞれ解説します。
余裕をもって準備をすすめる
面接当日は時間に余裕をもって行動するように準備しましょう。時間ギリギリで準備しても面接で良いパフォーマンスは発揮できません。
面接当日の移動時間や電車の時間など、あらかじめシュミレーションをしておくと安心です。
言葉遣いや話し方を見直す
普段から営業職などでビジネスマナーを習得している方は大丈夫だと思いますが、介護職経験者の方であれば、ご利用者の方と砕けた話し方が身についている方も多いでしょう。
面接で気が抜けて普段使いしている言葉やインフォーマルな話し方をしてしまう方がごく稀にいます。
丁寧な話し方が印象を左右するので、話しの語尾は「ですます」にすることと、一人称は「私」で統一しましょう。
履歴書の内容を覚えて対策する
面接では、事前に提出した履歴書や職務経歴書の内容に沿った質問が必ずあります。
履歴書の内容と違った話をしてしまうと責任感のない印象を与えてしまいます。
履歴書や職務経歴書の提出の際は必ずコピーを取って記載内容の対策をしてください。
書いた内容の要点に沿ってシュミレーションを行うことで、面接で緊張せずに安心して対処できます。
例えば「介護の仕事にやりがいを感じています」と記載している場合、「介護のどの部分にやりがいを感じますか?」と質問が想定されます。答えは人それぞれですが「私は、人と話をすることが好きな性格で、ご利用者の話に耳を傾けながら安心して頂ける関りを持つことで安心を提供できるからです」などの返答内容をイメージしておくと良いでしょう。
待遇面の転職である印象を与えない
収入面の問題で転職を考えている方が多いのは事実です。
しかし、待遇面の課題解決で転職を考えたとしても、それを面接で感じさせてはいけません。
面接は面接者にとって利益のある話をすることが基本です。
伝えるべきは「長期間働くつもりでいること」「自己成長の熱意」「社会への貢献としての誠実な思い」などの印象を与えられるように注意しましょう。
面接は採用担当者とのコミュニケーション場である
面接場面では、自己アピールも大切ですが、一方的に話をするのではなく面接担当者の質問に答えるのが基本です。
なお、面接での基本マナーは下記の5つです。
- 話をするときは面接官の目を見て話す
- 丁寧な言葉で落ち着いた雰囲気をもって話す
- 時には笑顔を作り明るい表所を心がける
- 話しは結論から話し、要点を簡潔に伝える
- 質問内容から外れずに回答する
上記のポイントを押さえるとよいでしょう。
面接に挑む身だしなみ【介護士転職】
面接で大切なのは第一印象です。身だしなみで大切なポイントは次の2つです。
- 清潔感は何よりも重要
- シンプルな装いが大切
それぞれ解説します。
清潔感は何よりも重要
第一印象で清潔感を与えることは大変重要です。清潔感のない身だしなみは印象を悪くするので、ビジネススーツの着用が無難でしょう。
求人先によってはビジネススーツは必要ないと言われる場合があります。その場合はジャケット等は着用し、襟付きのシャツなど整った格好で臨みましょう。
シンプルな装いが大切
介護現場では、ご利用者様やご家族様との接点が多いお仕事です。派手な格好は批判の対象になるかもしれません。誰が見てもおかしくない身だしなみが出来る人物かどうかも大切な採用ポイントです。
装いが悪い印象にならないように、シンプルな身だしなみを心がけましょう。
介護士転職で結果を重視するなら転職エージェントを利用するべき
転職サポートが充実した転職エージェントは、専任のキャリアアドバイザーが転職に関わる全般のサポートをしてくれます。
転職エージェント利用の一例として次のサポートを依頼できます。
- 過去の紹介実績から希望する施設への面接対策を適切にサポートしてくれる
- 希望する施設に対して聞きにくい条件交渉や職場状況も代わりに尋ねてくれる
- 履歴書等の作成や面接対策、面接同行などのサポート依頼も可能
当記事では、現役の介護職の視点から転職を最大化してくれる転職エージェントを厳選してご紹介しています。
尚、転職エージェントは複数登録することが重要です。
理由は2つ
①複数登録してより多くの求人から検索するべき
②自分と相性がいい転職エージェントに依頼するべき
以上が好条件の転職効果を発揮するからです。
自分に合わない転職エージェントはいつでも登録を解除できます。
一旦、複数登録してから就職活動をすることで機会損失なく転職をすすめることができます。
介護士転職でおすすめできる転職エージェント3選
最後に、介護職へのスムーズな転職を考えている方におすすめの転職エージェントを3つ紹介します。
先でも述べましたが、転職エージェントの利用は初めての方や転職経験のある方でも無料で利用ができます。志望動機に迷っている方や書き方がわからない場合でも安心です。
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転職てわからないことがあれば、利用について尋ねてみることから始めてみても良いでしょう。