介護士転職の履歴書の書き方【見本】

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介護士への転職や就職を考えている方は履歴書作成に頭を悩ませていませんか？
履歴書の内容が悪いと不採用となる悪い印象を与えかねません。
転職先に良い印象を与えるには、履歴書作成の際に作成マナーを守り、オリジナルの表現でアピールすると好印象です。
私は、介護業界に20年以上の勤務実績があり、多くの職員採用に関わってきました。
本記事では、履歴書作成方法から注意点について転職を成功させる履歴書の書き方を詳しく解説しています。
最後まで読んでいただくことで、介護士転職で最適な履歴書作成ができるので参考にしてください。

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介護士転職の履歴書記載例

介護士への転職や就職で履歴書を書きたいけど「実際、あまり書いたことないから書き方が良くわからない」と悩んでいる方も多いかもしれません。

履歴書を書き出す前に、履歴書の見本を確認することで履歴書の完成度に大きな差が生まれます。

上記の履歴書例を参考にしてください。

履歴書様式【介護士転職】

厚生労働省履歴書様式はこちら（出典：決定版　厚生労働省履歴書様式例）→https://www.hellowork.mhlw.go.jp/doc/kouroushourirekisho.pdf

※ファイルをダウンロードで保存してから利用出来ます。

職務経歴書様式【介護士転職】

職務経歴書はこちらのサイトでダウンロード可能（出典：浜松静岡介護求人センター）

→https://hamamatsu-shizuoka-kaigokyujin.com/info/info-516957/

※ファイルをダウンロードで保存してから利用出来ます。

介護士転職の履歴書作成で押さえる基本とマナー

介護士転職のため履歴書を作成する際におさえておきたいのが作成マナーです。基本的な内容に一度目を通し、作成時に意識してより良い履歴書作成を目指しましょう。

基本とマナーの内容は下記の7つです。

• 履歴書は手書きのほうが印象が良い
• 修正液と修正テープは使用不可
• 年号は西暦か和暦に統一する
• 記載欄に空欄は作らない
• 履歴書は使い回さない
• 履歴書の封筒は大きな物を使う
• 作成後は必ず読み返して内容をチェックする

それぞれ解説します。

介護士転職の履歴書は手書きのほうが印象が良い

履歴書の作成はボールペンの使用で問題ありません。鉛筆やシャープペン、消せるボールペンの使用はNGです。履歴書のPDFを利用して、パソコンを使った記載も可能ですが、丁寧に手書きをすることで熱意を伝えたいのであれば手書きをおすすめします。

修正液と修正テープは使用不可

履歴書は公的な文章になります。履歴書記入後半で書き損じたとしても、修正液や修正テープの利用はNGです。修正した履歴書を提出した場合、「丁寧な仕事が出来ない性格」や「いい加減で真剣身がない」と捉えられる可能性があります。
誤字脱字がないように、最後まで丁寧に仕上げましょう。

年号は西暦か和暦に統一する

履歴書で利用する年号は、履歴書全体でどちらか1つに統一します。西暦と和暦のどちらを使用しても構いません。表記がばらばらにならないように注意しましょう。

記載欄に空欄は作らない

履歴書欄に空欄を作ることはNGです。「やる気がない」と印象付ける結果になるので、履歴書の項目はすべて埋めていくのが鉄則です。また、「特になし」と書いてしまうのも意欲が低いと捉えられ印象を下げてしまいます。

履歴書は使い回さない

履歴書の使いまわしはメリットがありません。理由として、就職先の特徴に合わせて志望動機や自己PRを記入する必要があります。無難な内容で仕上げた履歴書では熱意とやる気が伝わらないでしょう。
また、求人先から返送されてきた履歴書を再利用しても、返送履歴書に採用にいたる魅力が不足していたとも考えられます。新たに書き直した方が良いでしょう。

履歴書の封筒は大きな物を使う

履歴書を入れる封筒は、なるべく折りたたまずに封入出来るものを使用しましょう。A4サイズの封筒を使用されることをおすすめします。
履歴書の受け渡しは、直接渡すときも郵送する時も封筒に入れるのがマナーです。

封筒に履歴書を入れて用意が出来たら、汚したり折り曲げたりしないようにクリアファイル等で提出まで保管すると安心です。

作成後は必ず読み返して内容をチェックする

この記事の最後でも述べますが、作成後の最終チェックは必須です。理由は「より良いものに仕上げることが必要」だからです。何度も読み返すことで訂正箇所や面接時の対応を想定できるメリットもあります。

基本情報欄(介護士転職の履歴書)

基本情報の記載方法を項目別に解説します。書き方のルールを守り、ポイントをおさえて記載しましょう。

①日付

日付は「書類提出をする日」を記載します。履歴書を書いた日を記載しないように注意しましょう。
または、郵送の場合は投函する日付を記載します。
履歴書の使い回しはNGなので、使い回しが疑われないように注意しましょう。

➁氏名

履歴書は公的文章なので略字の使用はNGです。苗字と名前の間にスペースを空けて記載します。文字は大きく見やすい字を心掛けて丁寧に記載しましょう。

振り仮名は「フリガナ」と記載の場合はカタカナで記載し、「ふりがな」と記載の場合はひらがなで書きましょう。

③生年月日

日付時点の年齢を記入します。日付で和暦を使った場合は、生年月日の記載も和暦に合わせて記入します。また、西暦を使った場合は、すべて西暦で統一しましょう。

④性別

該当する性別に丸をつけます。厚生労働省が2021年4月に更新した様式では、任意記載に変更されているので、記載をしたくない場合は記載しなくても良いです。
基本はすべての項目に記載が必要です。古い様式を使用する場合は記載欄があるので、空欄を作りたくない場合は、新しい様式を使用して履歴書を作成しましょう。

⑤証明写真

証明写真のサイズは縦40mm✕横30mmが一般的。3ヶ月以内に撮影したものを使いましょう。数年前の写真や、スナップ写真の使用は避けてください。
証明写真を撮る場合は清潔感のあるスーツやジャケット姿で撮影します。
写真を貼り付ける際は、「スティックのり」や「両面テープ」の使用がおすすめです。また、万が一剥がれたときに備えて、写真裏に「氏名と撮影日」を記載しましょう。
写真館での撮影は仕上がりが好印象になります。時間のない方は証明写真機やスマホ撮影でコンビニで現像もできます。

撮影で心掛けること

• 撮影は口角を上げて自然な笑顔を心掛けてください。くれぐれも、暗いイメージにならないようにしましょう。
• 服装は白シャツに黒か紺のスーツもしくはジャケットが基本。
• 髪が長い方は束ねる。
• ヘアカラーは明るすぎない事が基本です。
• 濃いメイクや派手なアクセサリーの着用は控えましょう。

⑥現住所

現住所は、郵便番号や都道府県、マンション名を省略せずに記載します。振り仮名は「フリガナ」と記載の場合はカタカナで記載し、「ふりがな」と記載の場合はひらがなで書きましょう。

⑦電話番号

連絡先は固定電話にこだわらず、携帯電話でも問題ありません。連絡の取りやすい番号を記載しましょう。

⑧連絡先

連絡先は、事情により現住所以外の場所から応募先と連絡を取りたい場合は記載します。連絡先が現住所と同じで良ければ「同上」と記載すればOKです。

メールアドレス(旧様式使用の場合)

メールアドレスの記載欄は旧様式使用の場合は記載しても記載なくてもどちらでも構いません。記載する場合は、キャリアメールの使用は避け、PCアドレスの記載が適切です。職場のメールアドレスの使用はNGです。

学歴·職歴欄(介護士転職の履歴書)

学歴や職歴の記載方法に不安持っている方は下記のポイントをおさえて記入しましょう。
学歴と職歴の記入欄が一緒になっている様式であれば、「学歴」「職歴」と見出しで分けて記入をしましょう。
学歴・職歴の解説後に年早見表があるので、良ければそちらも参考にしてください。

①学歴

学歴は高校卒業から記載します。それ以前の義務教育は省略してOKです。学校名の記入は省略せず、学部や学科、専攻名まで記入しましょう。

➁職歴

会社名は正式名称で省略せずに時系列に沿って記載しましょう。
「（株）」は「株式会社」と正式名称で記載します。「特養」も「特別養護老人ホーム」と省略せず記入します。
あわせて、所属していた介護施設の部署や担当業務などを記入すると丁寧ですし、アピールポイントにもつながります。
退職の記載は「一身上の都合により退社」と記載し、「在籍中の場合」は「現在在籍中」と記載します。

職歴欄には正社員や契約社員での従事歴を記載しますが、パートやアルバイト経験で介護に活かせる仕事歴がある場合はアピールポイントとなるので必ず記載しておきましょう。

職歴の記入がすべて終わったら、次の行の右下に「以上」と記入しましょう。

介護士転職（入学・卒業早見表）

経歴を記入する際に、入学や卒業年度が思い出せない場合は下記の早見表を参考にしてください。生年月日から年度を確認できます。
注意：1月〜3月の早生まれの方は1年マイナスしてください。

生年 （年号/西暦）	高校入学(15歳)	高校卒業(18歳)	専門学校入学(18歳)	専門学校卒業(2年制・20歳)	専門学校卒業(3年制・21歳)	大学卒業(4年制・22歳)
昭和45年/1970年	昭和61年	平成1年	平成1年	平成3年	平成4年	平成5年
昭和46年/1971年	昭和62年	平成2年	平成2年	平成4年	平成5年	平成6年
昭和47年/1972年	昭和63年	平成3年	平成3年	平成5年	平成6年	平成7年
昭和48年/1973年	平成1年	平成4年	平成4年	平成6年	平成7年	平成8年
昭和49年/1974年	平成2年	平成5年	平成5年	平成7年	平成8年	平成9年
昭和50年/1975年	平成3年	平成6年	平成6年	平成8年	平成9年	平成10年
昭和51年/1976年	平成4年	平成7年	平成7年	平成9年	平成10年	平成11年
昭和52年/1977年	平成5年	平成8年	平成8年	平成10年	平成11年	平成12年
昭和53年/1978年	平成6年	平成9年	平成9年	平成11年	平成12年	平成13年
昭和54年/1979年	平成7年	平成10年	平成10年	平成12年	平成13年	平成14年
昭和55年/1980年	平成8年	平成11年	平成11年	平成13年	平成14年	平成15年
昭和56年/1981年	平成9年	平成12年	平成12年	平成14年	平成15年	平成16年
昭和57年/1982年	平成10年	平成13年	平成13年	平成15年	平成16年	平成17年
昭和58年/1983年	平成11年	平成14年	平成14年	平成16年	平成17年	平成18年
昭和59年/1984年	平成12年	平成15年	平成15年	平成17年	平成18年	平成19年
昭和60年/1985年	平成13年	平成16年	平成16年	平成18年	平成19年	平成20年
昭和61年/1986年	平成14年	平成17年	平成17年	平成19年	平成20年	平成21年
昭和62年/1987年	平成15年	平成18年	平成18年	平成20年	平成21年	平成22年
昭和63年/1988年	平成16年	平成19年	平成19年	平成21年	平成22年	平成23年
平成1年/1989年	平成17年	平成20年	平成20年	平成22年	平成23年	平成24年
平成2年/1990年	平成18年	平成21年	平成21年	平成23年	平成24年	平成25年
平成3年/1991年	平成19年	平成22年	平成22年	平成24年	平成25年	平成26年
平成4年/1992年	平成20年	平成23年	平成23年	平成25年	平成26年	平成27年
平成5年/1993年	平成21年	平成24年	平成24年	平成26年	平成27年	平成28年
平成6年/1994年	平成22年	平成25年	平成25年	平成27年	平成28年	平成29年
平成7年/1995年	平成23年	平成26年	平成26年	平成28年	平成29年	平成30年
平成8年/1996年	平成24年	平成27年	平成27年	平成29年	平成30年	令和1年
平成9年/1997年	平成25年	平成28年	平成28年	平成30年	令和1年	令和2年
平成10年/1998年	平成26年	平成29年	平成29年	令和1年	令和2年	令和3年
平成11年/1999年	平成27年	平成30年	平成30年	令和2年	令和3年	令和4年
平成12年/2000年	平成28年	令和1年	令和1年	令和3年	令和4年	令和5年
平成13年/2001年	平成29年	令和2年	令和2年	令和4年	令和5年	令和6年

免許·資格(介護士転職の履歴書)

免許や資格は取得年月日順に正式名称で記載します。
福祉関係の資格以外にも運転免許証やPC関連の資格など、自分自身をアピールできるスキルはすべて記載することをおすすめします。
資格取得のために勉強中、または研修を受けてるものがあれば、それも記入しておきましょう。

と記載します。

なお、車の運転免許所持を記載したものの、就業後に車の運転が見込まれ、ペーパードライバーのため運転に自信がない場合は、そのむねを面接の際に伝えておくようにしましょう。
合わせて、運転に技術習得のため自動車学校のペーパードライバー講習を受けている事などを伝えられると好印象となります。
また、自動車仮免許取得までの場合は、免許取得が完了していないので、記載は不要です。

間違えやすい介護職の資格正式名称

ケアマネジャー（誤り）⇒【介護支援専門員　取得】
初任者研修（誤り）⇒【【介護職員初任者研修　修了】
ホームヘルパー2級（誤り）⇒【【訪問介護員2級養成研修過程　修了】

資格は正式名称で記入します。介護の資格は略称で呼ばれることが多く、「ホームヘルパー2級」などは略称なので注意しましょう。

保有しているならば明記必須の資格（種類）

介護職で活かせる資格は下記です。

履歴書の免許・資格欄への書き方

正式名称で記載し「修了」「取得」の記載はスペースを空けて記載します。

志望動機(介護士転職の履歴書)

履歴書の志望動機欄には特技とアピールポイント欄が一緒になっているものがあります。

この場合、志望動機から記載しつつ特技、アピールポイントをつなげて記載しましょう。

志望動機の全体の構成は上記の記載内容のように３つの内容で記載する事で文章を整理しやすくなります。

1. 実体験からこの仕事を希望する理由
2. この会社を志望する理由ややりたいことを伝える
3. 自分のスキルや経験からこの会社でどのように活躍できるのか

志望動機

志望動機は履歴書作成で、最重点ポイントとなる「やる気」や「スキル」「強み」をアピールできる項目です。
「介護業界を選んだきっかけ」や「その事業所を志望する理由」、「入職後にどのような活躍が出来るのか」など具体的な事例をあげて自分をアピールしましょう。

また、志望動機でマイナスイメージにつながる不適切な表現は下記のような内容です。

• 求人が多いので確実に働けると感じた
• 前職よりも給与が良かったから
• 介護の仕事なら自分でも働けると感じた
• 家から近いから
• 前職の人間関係が悪く、働きやすい職場を探した
• 福利厚生が充実しているから

これらの理由で転職を考えていたとしても、このような理由で転職を考えている人と一緒に働きたいと感じる採用担当者はいないでしょう。

採用したいと感じさせる志望動機に仕上げるためには、「転職後に何が出来るのか？」を感じさせる未来志向の目標やキャリアアップの説明につなげることが重要となります。

介護職の志望動機例文は他の記事でも紹介しているので参考にしてください。

趣味·特技欄(介護士転職の履歴書)

履歴書の趣味・特技欄は人物像をアピール出来る部分になります。介護職に関係性のあるアピールにつながる内容に仕上げることがポイントになります。

過去にスポーツや音楽をしていて組織として協調性をもって取り組んでいたことや、レクリエーションに音楽の経験が活かせること。スポーツをしているので体力に自信がある事などを伝えられるとよいです。また、複数の趣味や特技がある場合は、箇条書きでもよいので読みやすいように記入しましょう。

趣味や特技は面接時に質問されやすい内容となります。過剰にアピールしてしまうと、面接時にプレッシャーとなってしまうこともあるので、事実ベースで記載するほうが良いでしょう。

長所·短所欄(介護士転職の履歴書)

履歴書に長所と短所の記載欄が設けられている場合、長所と短所の記入は性格や能力、価値観など、求人先の求めている理念や特徴に沿った内容で記載しましょう。

長所

長所の記載は、求人先が求めそうな内容で自身をアピールし、簡潔に表現します。
「協調性」をアピールする場合は、「入職後にどのような働きをしてくれるのか？」をイメージさせる内容で表現します。

短所

短所の記載は、短所であるマイナス部分があるものの、それを踏まえてどのような事に気をつけてきたのか、を伝えることで、マイナスイメージにならないようにしましょう。

例えば、「沢山の仕事を同時に抱え込むことで、仕事が終わらずに周囲に迷惑をかけた経験があります。この経験から、必要以上に抱え込まず、チームワークで仕事をおこなうことを大切に仕事をするように努めています」といった内容で記載することで、反省点から対策を見つけて仕事が出来る前向きな姿勢で伝えられます。

自己PR欄(介護士転職の履歴書)

自己PRの記載欄がある場合、「入職後の活躍がイメージ出来る人柄」を伝えるようにしましょう。自己PRは志望動機と同じように重視される項目です。志望動機の内容とからめて記入すると良いでしょう。自分のキャリアやスキルなどを中心にアピールすると良いでしょう。

面接時にアピール内容に対して質問を受けることも想定しましょう。質問を受ける事を想定した内容に仕上げる事で、面接時に安心してのぞむことができます。

本人希望記入欄(介護士転職の履歴書)

本人希望記入欄の記入は必須です。基本的に「貴社規定に従います」と記入します。
特別な事情や、勤務地希望、入職可能日、勤務時間など、伝えたい事がある場合のみ記入します。

本人希望記入欄に記入したい場合は、家族の事情や持病があり通院が必要など、やむを得ない事情により勤務先に制限が生じる場合です。
在職中の転職活動中により、連絡できる方法や時間帯が限られている場合でも、本人希望記入欄に記入しましょう。
また、給与や待遇などを履歴書に記載することも悪い印象を与えてしまう可能性があります。交渉したいことがあれば、求人側も事情を確認した上で判断をするので面接の際に話す方が得策です。

交渉が苦手と感じる方は、転職アドバイザーの利用を検討してみても良いでしょう。

履歴書の記入が済んだら

履歴書作成後にやっておくべきことがあります。ここからの作業が履歴書作成の完成度を高めるので、もうひと踏ん張り頑張ってよいものに仕上げましょう。

履歴書の見直しをする

履歴書の記入が済んだら、誤字、脱字、数字などの見直しを必ずおこないましょう。
家族や友人に一度、目を通してもらう事も有効です。

履歴書のコピーを取っておく

面接対策で必要になるのが履歴書のコピーです。面接は履歴書の内容に沿って質問があるので、履歴書の内容を確認し面接対策をしておくことを強くおすすめします。

介護士の履歴書作成で失敗しないポイント(就職·転職)

介護士への就職や転職で必ず必要となる履歴書の作成は簡潔に仕上げる必要があります。

ですが、基本の記載方法を実践し、マナーを守りつつ、自己アピールとしてオリジナル要素を表現した履歴書の作成は難しいものです。

なれない履歴書作成であれば、基本をおさえて魅力ある文章を作成したとしても、何度も読み返して、少しずつより良いものに仕上げていくことが大事です。

履歴書作成の最後の仕上げとして、「読み返して仕上げていく」作業を取り入れることで、履歴書内の文章や面接の際につじつまが合わなかったり、見落としが生じる心配もありません。

必ず、読み返してより良い履歴書作成をやり遂げましょう。

転職を少しでもいい条件で成功させたい！

「絶対に就職したい」や「ここに転職したい」と、人生を左右する転職を考えているのであれば転職のプロに転職サポートを依頼することをおすすめします。

転職エージェントであれば、履歴書の作成サポートから面接の同行まで依頼することも可能ですし、勤務条件や給与の交渉まで、転職に関する一連のサポートを受けられます。転職者では交渉しにくい部分も依頼に応じて対応が可能です。
転職エージェントの利用は、転職者にとって決して損をする選択ではありません。
転職に不安を感じてる方は、転職エージェントに転職条件の確認だけでも依頼する事をおすすめします。
おすすめできる完全無料の転職エージェントを下記にてご紹介しています。無料相談を利用して利用の必要がないと感じた場合は、利用する必要はありません。

多くの方が転職アドバイザーの支援によって収入アップにつながっています。

利用で悩むのであれば、年収交渉をできない事で収入アップにつながらないことは機会損失です。今後の生活を向上させるために転職エージェントに相談することに損はありません。

実際に収入アップにつながる転職エージェントについて知ることから始めてみましょう。

下記に、収入アップにつながる転職エージェントをまとめています。

介護士転職の履歴書作成でよくある質問

履歴書作成でよくある疑問点は下記です。記入に悩んでいる方は参考にしてください。

古い履歴書用紙は使えますか？

使うことは可能です。様式内容の変更があっても法的拘束力はありません。厚生労働省が推奨する新様式の履歴書を使用するかどうかは、各企業の判断にゆだねられています。

古い履歴書を使う場合、性別などは記入しなくても大丈夫ですか？

性別欄は（男・女）の選択ではなく任意記載欄となっています。未記入とすることも可能です。

2021年に新しい履歴書の様式例となりましたが何が変わったんですか？

性別欄を（男・女）の選択ではなく任意記載欄に変更となっています。
「配偶者」「扶養家族数」「配偶者の扶養義務」「通勤時間」の各欄を様式内に設けない（各欄を削除する）に変更となっています。

新しい履歴書を使用する場合、古い履歴書では記入可能だった通勤時間などを記載したい場合はどうしたら良いですか？

通勤時間の記入欄がない履歴書もあります。その場合、本人記入欄に通勤時間を記入することは可能です。記入する場合は「〇〇時間〇〇分」と記入することがマナーです。

履歴書の提出方法【介護士転職】

履歴書が出来上がり、封筒に準備が出来たら、いよいよ提出になります。提出方法は主に２つの手段で提出することになります。

• 選考書類として履歴書を郵送で送る
• 面接の際に持参してその場で渡す

このどちらかの方法で提出することが一般的です。
提出用の封筒左下に「履歴書在中」と記載されたものか、赤字で「履歴書在中」と自分で記載したものを使用しても構いません。

郵送で履歴書を送る際の注意点

郵送で送る場合は、通常の郵便物と同様の方法で構いません。封筒の表面に応募先の郵便番号と住所、求人先名を記載します。
求人先の細かい名称や郵便番号がわからないときは、インターネットで調べる事が出来ます。正確な内容で記載しましょう。
郵送の場合は添え状を付けておくと丁寧な印象を与えます。
添え状は「誰がどのような書類を送ったのか」と知らせる書類です。他の書類の1番上に添えて封筒に入れます。

添え状の記載内容

添え状には下記の内容を記載します。

1. 日時
2. 宛先
3. 住所
4. 氏名
5. 連絡先
6. 題名
7. 時候の挨拶
8. 用件
9. 簡単な自己紹介
10. 結語
11. 同封している書類内容

以上の内容で記載すると良いでしょう。
添え状は必ずしも必要な書類ではありませんが、同封しておくと丁寧な印象を与えることができます。
作成するのであればワードなどで作成すると良いでしょう。

応募先名の記載方法は次の様に記載します。

履歴書を郵送する場合は、求人先と履歴書の郵送依頼の連絡をとります。その際に、送付先を「どなた宛にお送りすればよろしいでしょうか？」と尋ねておきましょう。

その際に、採用担当者や施設長の名前を漢字で確認することも大切です。

担当者の名前が聞き取れなかったり、再度連絡をして確認が難しい場合は「採用後担当者様」や「特別養護老人ホーム〇〇園　御中」などにとどめて記載します。

「様」や「御中」の記載方法として「様」は人物に対して使用し、「御中」は会社や病院・施設、関係部署などの組織に対して使用します。
「様」と「御中」を重ねて使用する人もいるので、どちらか１つを使用して記載するようにしましょう。

また、株式会社を(株)や社会福祉法人を（社）と省略するのも誤りです。正しい正式名称を省略せずに記載しましょう。
履歴書の封筒裏面には左下に自分の住所と名前の記載をします。

記載が終わったら、封をして切手を貼ります。必要な切手は郵便窓口で重さを量ってから切手を購入するのが確実です。履歴書のほかに提出に必要な書類が多い場合は、切手の金額が変わるので注意しましょう。通常であれば封筒にA4用紙4枚程度を入れて送付するのであれば、通常の送付料金で済むので参考にしてください。

面接で渡す際の注意点

面接時に履歴書を渡す場合でも封筒に入れて提出します。添え状は必要ありません。
郵送ではないので、封筒に郵便番号や求人先の住所の記載は必要ありませんが、表面に求人先名と裏面左下に自分の氏名と住所を記載します。
直接手渡すので、封筒に封をするかどうか迷う方もいるかと思いますが、迷うようであれば封をする方が確実です。
手渡す際は、相手が読みやすい向きで渡すのがマナーです。

面接対応についてはこちらの記事が参考になります。

職務経歴書の提出は必要？

職務経歴書の提出は必ず必要というわけではありません。
しかし、職務経歴書を提出することでアピールにつながるのであれば、用意することで印象が良くなるのも事実です。

職務経歴書の目的は？

職務経歴書は自分の今までの職務経歴を伝える事で「今までの仕事内容と、そのようなスキルを持っているか」といった、今後どうなりたいかをアピールできる書類です。

履歴書では職歴について詳細な内容を伝えることができません。職務経歴書に具体的なスキルや仕事内容を記載することで、求人側に「必要な人材か？」「どんなスキルがあるのか？」の採用判断に影響を与えることが出来ます。

職務経歴書の用紙は何を使えばいい？

職務経歴書の用紙は文具店で購入できる市販のもので大丈夫です。ですが、職務経歴書は手書きよりもパソコンで作成する方が多いようです。
書き方についても特に指定があるわけではないので、自分が書きやすい方法で記述しても問題ありません。

職務経歴書はこちらのサイトでダウンロード可能（出典：浜松静岡介護求人センター）
→https://hamamatsu-shizuoka-kaigokyujin.com/info/info-516957/
※ファイルをダウンロードで保存してから利用出来ます。

職務経歴書の記載内容

上記の職務経歴書記入例を参考に確認しましょう。職務経歴書に記載する主な内容は下記の4つです。

1. 職務経歴
2. 職務内容
3. 自己PR（志望動機）

それぞれ解説します。

職務経歴

職務経歴は職務歴の新しいものから記載するのが一般的です。
介護のパートやアルバイトなど介護職に関する経験の職務歴は記載しておきましょう。

職務内容

職務内容の記載は務めていた職種の勤め先の概要として施設の例で「施設規模」「業務内容」「仕事の役割」などを記載した方が丁寧です。

自己PR（志望動機）

最後に総まとめとして自己PRを志望動機を踏まえて記載します。
「地道に仕事に取り組んでいく性格」「人の役に立つ介護の仕事にやりがいを感じる」「人を喜ばせることが好きな性格」などの内容で、明確な志望動機と自己PRを伝えましょう。

職務経歴書の提出

職務経歴書の提出方法は履歴書と一緒に封筒に同封する形で問題ありません。
職務経歴書を作成することで熱意やアピールにつながるので、採用のチャンスを逃したくなければ作成するに越したことはないでしょう。

なお、職務経歴書や履歴書の作成や面接に自信がない方は、転職エージェントの利用を検討してみる事をおすすめします。

せっかく時間をかけて転職活動をしたものの、「採用条件で伝えたいことがあった」や「給与の交渉が自分ではできずに後悔した」などの不本意な転職になるのでは、良い転職とは言えない結果になってしまいます。

転職エージェントの利用は完全無料で対応してくれるので、登録後に不満があればいつでも転職支援を断ることが出来ます。
転職先の条件に後悔したくないのであれば、転職エージェントの利用も検討してみましょう。
転職エージェント選びについて下記で詳しく解説しているので良かったら参考にしてください。