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大学生で介護アルバイトが気になるものの、未経験で仕事内容に不安な方は多いのではないでしょうか?
介護アルバイトをしている大学生は数多く存在します。実際、私も学生時代に介護アルバイトをしていました。
介護のアルバイトは社会貢献や人生経験になる魅力ある仕事です。
本記事では、大学生が介護のアルバイトを始めるメリットやデメリットについて、私のアルバイト経験を踏まえて解説します。
また、求人応募や面接方法、高収入を得られる方法についても網羅的に解説しています。
学生だけに限らず介護のアルバイトやパート勤務を検討している方にとっても有益な情報ですから、最後までぜひ参考にしてください。
介護バイトは大学生の無資格・未経験でもできる?
高齢化社会が進む日本で、介護の需要は年々増加しています。こうしたなか、介護従事者の不足が課題となっています。
介護施設では職員の不足を補うために正社員や派遣の従業員、アルバイトといった様々な雇用形態でスタッフを募集しています。
結論から申しますと、介護のアルバイトは無資格や未経験でも従事することは可能です。
では、学生未経験の介護バイトの場合、どのような働き方をするか解説します。
高校生の介護バイトも求人がある
介護バイトは高校生を採用していない施設は数多くあります。一方で、人員不足を補うために積極的に高校生の介護バイトを募集している施設が増えてきています。
介護施設では、補ってほしい業務が高校生でも従事可能であれば採用をします。
また、高校生の一般アルバイトの時給よりも高いのが特徴として挙げられます。地域や介護施設の条件によって差があるものの、時給1,000円以上の求人もあるのでアルバイトで稼ぎたい学生にとっては条件がいいアルバイトになるでしょう。
また、今後の進路が医療系や福祉系の道を考えているのであれば、よい経験に繋がります。
無資格・未経験でも介護バイトはできる?
介護バイトは無資格でも従事可能です。一方で、介護の仕事は経験や知識がないと対応できない仕事も多く存在します。
先でも述べましたが、介護業界では無資格、未経験のアルバイトを歓迎する求人が多く存在します。
このような中で、施設事業所は無資格、未経験でも行える仕事内容をアルバイトで補えるように仕事を準備しています。
この後でもお伝えしますが、学生の介護バイトでは無資格、未経験でも出来る仕事が多いと考えていいでしょう。
介護バイトは学生にとってきつい?
介護バイトの仕事内容が「きつい」と言われることもあるようです。背景として以下の意見がよく聞かれます。
- 介護バイトは体力が必要?
- 精神的にキツいと感じる仕事もある
- 人手が足りていない施設もある
それぞれの意見に持論を交えて解説します。
介護バイトは体力が必要?
介護福祉士として職員で働くのであれば、身体介護で高齢者を抱える仕事など、体力を使う仕事もあります。ですが、介護資格を持っていない学生に、介護技術を必要とする力仕事をお願いすることはほとんどありません。食事の準備や利用者の見守りなど、体力や介護技術を必要としない仕事に従事すると考えてよいでしょう。
精神的にきついと感じる仕事もある
介護の仕事では、ご利用者と話をする機会が多くあります。こうしたなか、ご利用者はご自身の不自由な体調にストレスを抱え、従業員にきつく接する事もあるでしょう。
こうしたやり取りが極端に負担に感じる方は、介護バイトが適してない可能性があります。
ですが、想いをくみ取る仕事に魅力を感じる人が多くいる事も事実です。
働くことで充実感を得られる仕事なので、アルバイトで迷っているのであれば、実際に働いてみると良い経験になるでしょう。
人手が足りていない施設もある
介護現場では人材不足が課題となっています。
こうしたなか、「沢山の仕事を任せられるのではないか?」と不安を感じるかもしれませんが、心配ありません。アルバイトを必要とする業務には次の様な特徴があります。
例えば、入所型施設の場合で必要な業務は「見守り」「配膳」「レクリエーション」「掃除」「寝具交換」「洗濯」などです。
職員がアルバイトに任せられる仕事を介護バイトにお願いしたいと考える施設が多く存在します。
上記で示した業務内容以外にも任される仕事はありますが、基本的に職員のサポートとして、アルバイトでも出来る業務の指示を受けて取り組むと考えていいでしょう。仕事内容は事項で解説します。
介護バイトの仕事内容
介護バイトの仕事内容は「入所型施設」「デイサービス」「訪問介護」「訪問入浴」など、職種内容によって異なってきます。また、夜勤がある施設もあります。
介護バイトの仕事は基本、職員のサポートとなります。
デイサービスであれば任される仕事内容の例として「見守り」「配膳」「レクリエーション」「掃除」「入浴介助の補助」などです。
高齢者の支援に必要とされる業務になるので、職種によって仕事は多少異なりますが基本は同じ仕事内容です。
簡単に例えると生活に必要な支援と考えればOKです。
また、入所型施設では生活の場であり、「寝具交換」「洗濯」などの業務が必要となり、さらに夜勤業務があります。夜勤については次項で解説します。
介護バイトは学生も夜勤ができる?
入所施設での夜勤業務は少ない職員で多くのご利用者の介助や観察を行います。
- 夜勤の勤務時間とは?
- 学生も夜勤業務はできる?
- 夜勤専従のバイトもある
夜勤業務は施設によって違いがあるので、それぞれ解説します。
夜勤の勤務時間とは?
夜勤業務は主に2交代制か3交代制になります。
- 2交代制:16:30~翌9:30
- 3交代制:22:00~翌7:00
2交代夜勤は、長時間の勤務で1回の勤務時間が日勤2日分の勤務時間となります。
一方、3交代夜勤は8時間勤務で、深夜帯から翌朝までの勤務です。
また、事業所によって、これ以外の勤務体制で採用している施設もあります。
学生も夜勤業務はできる?
18歳未満の学生であれば22時から翌朝5時までのアルバイトは法律で禁止されています。ですが、18歳以上の学生であれば夜勤に入ることは可能です。
とはいえ、夜勤業務は少ない職員で、ご利用者の異変察知や見守りが必要となるため、資格保持者や経験者が優先的に夜勤に従事する事業所もあるでしょう。
夜勤専従のバイトもある
夜勤専従とは、夜間帯のみの仕事を行う勤務となります。
日勤と比べて夜勤手当がつくため、収入面では稼ぎやすいのがメリットです。
2交代制の夜勤に入る場合であれば日勤2回分の勤務扱いとなるため、効率的に収入を得ることができます。少ない出勤で高収入を得たいと考えるのであれば夜勤専従の求人を探しましょう。
介護バイトのシフト例
介護バイトのシフトは施設によって異なりますが、主に配置される勤務内容をもとに5つに分けて解説します。
- フルタイムで介護バイト
- 早番と遅番の介護バイト
- 夜勤のバイト
- 生活援助のバイト
- 入浴補助のバイト
それぞれ解説します。
フルタイムで介護バイト
フルタイムのバイトは8時から17時の勤務を行うことが一般的です。
仕事内容は主に「食事補助」「入浴補助」「寝具調整」「レクリエーション」などを行います。常勤職員と同じような仕事をすることになりますが、アルバイトの場合であれば職員の補助をお願いされることがほとんどです。
施設によっては、介護職員初任者研修や介護福祉士実務者研修の資格など、資格要件でアルバイトを募集している施設もあります。
早番と遅番の介護バイト
早番とはご利用者が起床する6時から9時の時間帯に勤務します。
一方、遅番はご利用者が就寝準備をする17時から20時の時間帯のシフトです。
早番と遅番の時間帯は職員が手薄になるため、職員のサポートとして勤務します。
早番の仕事は、主に朝食のサポートや「着替え」「見守り」「排泄対応」となり、日勤職員の出勤時間までが忙しい時間になります。
一方、遅番はご利用者の夕食のサポート後に「着替え」「見守り」「排泄対応」など、就寝までの準備をサポートします。
夜勤のバイト
夜勤のバイトは、オンコール(呼び出し)の対応や排泄介助のサポートを主に行います。
責任の重たい仕事は職員が行うので、アルバイトであればサポートをすることが主になるでしょう。
なお、2交代制の夜勤勤務であれば2日分の勤務になるので給与は期待できます。
注意点として、労働基準法で18歳未満は夜勤業務に入れませんが、18歳以上の方であれば夜勤勤務が可能ですので、高収入を狙うのであれば夜勤業務に入れる求人を探しましょう。
生活援助のバイト
生活援助のバイトとは、主に誰にでも出来るような生活環境を整える雑務の事を指します。主な内容として「寝具の交換」「洗濯」「食事の手伝い」などです。身体介護を必要としないので、学生であっても仕事内容で迷うことはないでしょう。
入浴補助のバイト
入浴補助のバイトとは、入浴介助を行う職員をサポートする仕事になります。「入浴サポート」「浴室準備や清掃」「水分補給」などが仕事です。
入浴介助はご利用者を介して行う作業もあるため、やりがいのある仕事です。
入所型施設では、一般的に10時から15時ごろに入浴介助を行うため、入浴介助のバイト時間を考えるのであれば参考にしてください。
また、訪問入浴のアルバイトであれば「入浴補助」「浴槽設備組み立て」「設備清掃」などが主な業務になります。
介護バイトする学生のメリット
大学生で介護バイトをするメリットは次の5つです。
- 学生のアルバイトとしては働きやすい
- 介護バイトは時給が高い
- 介護スキルが身につく
- 常勤職員より責任が軽い
- 介護バイトはやりがいがある
それぞれ解説します。
学生のアルバイトとしては働きやすい
介護バイトは学生アルバイトであれば、職場によっては、職員に付き添ってサポートする業務になります。
比較的仕事の負担が少ないと感じる働きやすい求人も多くあるでしょう。
負担が少ない理由は、介護業務は命に関わる仕事です。
基本的に職員がご利用者に関わることになるので、結果として職員の補助やお手伝いを中心とした仕事になるからです。
介護バイトは時給が高い
介護バイトは、ご利用者の見守りをする中で話し相手をする時間が多くあります。
もちろん他にも忙しい業務もありますが、仕事内容を考えると時給単価が高い求人が多くあります。
私は居酒屋などのアルバイトもしていましたが、比較すると介護バイトは体力や精神的にも楽に働けて楽しかったです。
学生の介護バイトは世間の認知も少ないので、人材が必要ではあるものの、ある程度時給が高くても人材を確保したいと考える施設が多いことから、仕事の割に時給単価が高くなっている傾向があります。
介護スキルが身につく
仕事バイトでは、給与を得ながら感謝され、介護技術も身に付きます。
また、介護に関する知識や経験を得ることで、資格取得にも活かせるでしょう。
将来、介護の仕事を目指す方や、親の介護に不安がある方にとって、介護の現場で働くことはとても意味のあることです。
常勤職員より責任が軽い
介護バイトの仕事内容は常勤職員のサポートが主です。職員の管理下で仕事をすることになるので、仕事内容はレベルが低いものがほとんどです。「バイトだからこれくらいをしてもらおう」と軽い仕事を任せられることも多いでしょう。
ですが、あまり甘えすぎて仕事の手を抜きすぎるのはやめましょう。
介護バイトはやりがいがある
将来親の介護や子の世話など、多くの人が人との関わりを持ち続けます。
こうした中、介護の仕事は体力面や精神面で人を支える仕事です。介護での実践的な仕事を経験することは、今後の人生で必ず活きてきますし高齢化の社会問題を肌で感じることができます。
人を支える仕事で感謝を受ける介護の仕事はやりがいのある仕事と言えるでしょう。
介護バイトする学生のデメリット
介護バイトでの仕事は思ってもないような、負担と感じる部分もあります。
- 責任感が必要
- ご利用者のストレスをぶつけられることもある
- 仕事が忙しい
それぞれ簡単に解説します。
責任感が必要
介護での仕事は、小さなミスが大きな事故につながる事があります。どの仕事でも責任はありますが、わからないことや注意するべきポイントは職員に尋ねるようにし、自分が受けられる仕事以外の事を求められた場合は「できません」とはっきり伝えて断りましょう。
出来ないことをはっきり伝える事で、職員も別の仕事を考えて与えてくれるので問題はありません。
それでも無理な仕事を与えてくるような施設であれば、すぐに辞めて働きやすい施設で働くことをおすすめします。
ご利用者のストレスをぶつけられることもある
介護での仕事では基本的に感謝の言葉をかけてもらえることが多いです。しかし、ご利用者もストレスを抱えていることがあります。
ご利用者から心ない言葉や介護拒否された場合、自分だけで対応を抱え込むのではなく、一旦時間をおいて対応するか、職員に対応を変わってもらい、柔軟に対応することが必要と覚えておきましょう。
仕事が忙しい
介護の仕事は身の回りのお世話になります。仕事量は多いと感じるかもしれません。
また、人手不足の施設もあるので、職員の勤務体制で働く仕事量も大きく異なります。アルバイトを決める際は面接の際に、どういった仕事内容か確認し、サポートする職員体制が整っているか確認するといいでしょう。
学生時代の介護バイトは大きな経験となる
介護バイトでは、人を相手とした仕事であるため、行った行為に感謝を受け、対価としてお金がもらえます。
社会人になっても、こうした本来の仕事のあり方を経験を通して肌で感じる仕事は多くはありません。
学生時代に、介護バイトで得られた経験が、今後の社会生活でも役に立つのことは間違いありません。
介護バイトの応募の注意点
介護バイトの応募を考える際に押さえておきたいポイントは次の2点です。
- 施設規模が小さな事業所には注意
- 職員配置が少ない
それぞれ解説をします。
施設規模が小さな事業所には注意
運営している法人の規模が小さな事業所では福利厚生や職員の研修体制が不足している可能性があります。一方、施設規模が大きな施設では研修や職員体制が充実している傾向があります。
介護経験が少ない介護バイトを探すのであれば、まずは、規模の大きな施設で探してみましょう。
職員配置が少ない
職員配置の少ない施設では、業務が立て込んでおり介護バイトでも多くの仕事を任されることが考えられます。もちろん、従業員によって変わってきますが、残業や責任の重い仕事を任される可能性もあります。
バイト先を探す際に求人サイトや働きたい施設に「責任の重い仕事がありますか?」などと尋ねておくことも、バイト先を選ぶ判断材料になるでしょう。
介護バイトの面接の注意点
アルバイト先の応募は、求人情報サイトから申し込む事でスムーズに探すことができます。
希望するバイト先を決めたら事業所に連絡を行います。
介護バイト先の面接に挑む際は清潔感を与える服装でのぞみましょう。大学生であればスーツ、高校生であれば制服が好ましいでしょう。
また、採用担当者は「ご利用者に有益な人」「長く働いてくれる人」を求めています。介護の仕事を選んだ理由や介護に対する思いなどを伝えることで好印象を得られます。
介護バイトの体験談
私は実際に学生時代に介護のアルバイトを経験しています。はじめは介護の方法がわからず迷いもありましたが、ご利用者の方が優しく声をかけてくれることや、家族の方に感謝される言葉をかけてもらうことに、とてもやりがいを感じました。
レクリエーションでは、ご利用者の方から声をかけてくれるので、緊張もありましたが、次第にご利用者とも仕事を通して馴染みが出てきましたし、コミュニケーションもスムーズにとれるようになりました。この経験は現在の仕事でもよい基盤となっています。
また、介護バイトは他のアルバイトと比べ時給単価が高く、勤務時間も長く入っていたことから高収入を得る事ができました。
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介護バイトをする大学生の時給単価について【まとめ】
介護バイトは大学生の無資格未経験でもアルバイトは出来ることについて解説をしてきました。
実際に学生時代に未経験から介護バイトをおこなった私の経験で、仕事内容はきつい仕事ではなく、職員にやさしく教えてもらいサポートされる充実したものでした。多少の責任感が必要とはなりますが、責任を伴わない仕事に充足感は得られないでしょう。
介護バイトでの経験は、社会人になっても必ず活きてきます。
周りに胸を張れる仕事ですし、人との関わりを大切にすることを学べるでしょう。
また、就業時間を長くすることで、力仕事になるようなバイトや工場で働くよりは、軽度な仕事内容で高収入を狙えます。
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