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介護士になるにはどうしたらいい?と疑問をお持ちの方は、介護福祉士の資格について気になりますよね。
- 「介護福祉士の資格を持っているメリットは何?」
- 「介護福祉士になるにはどんな方法がある?」
- 「外国人で働きながら資格取得する方法は?」
など、様々な疑問をお持ちではないでしょうか?
介護福祉士の資格取得方法には様々は方法があり、その人の置かれている状況で目指すルートが変わります。
介護福祉士の資格取得方法について、現職の介護福祉士が介護職経験が無い方でも分かりやすく解説するので安心してください。
現在学生の方や、30代で育児が落ち着いた介護職未経験の方にも参考にしていただくことができます。
資格取得には多少時間がかかるので、取得方法を誤ってしまうと無駄な時間になりかねません。
本記事を読んでいただければ、最善の介護福祉士資格取得ルートを見極めることができます。
- 無資格未経験でも介護士として働ける
- 介護福祉士の資格取得方法が理解できる
- 無資格未経験者は資格取得方法が重要
- 転職サイトで仕事を見つけると資格取得支援が無料で受けられる転職サイトがある
介護福祉士とは
介護福祉士は介護資格の中で唯一の国家資格です。
介護福祉士国家試験に合格し、登録を行うことで介護福祉士になれます。
介護福祉士は、利用者に対して介護技術と専門的技術を活かし、身体面や精神面のケアを行いつつ、介護現場の指導や育成の役割においても活躍が期待されています。
介護福祉士の資格を取得すると更新手続きも不要で、転職や就職の際も有利です。
介護福祉士について仕事内容を含めて4つの視点で解説します。
- 介護士と介護福祉士の違いとは?
- 介護福祉士の仕事内容
- 無資格未経験の主な介護業務
- 介護福祉士の雇用形態
それぞれ順番に解説します。
介護士と介護福祉士の違いとは?
介護士と呼ばれる資格はありません。
日常生活をおくるサポートが必要な人に対して「身体介護」や「生活援助」など介護サービスを提供する人を介護士と呼んでいます。
介護現場では、介護福祉士の資格の有無に関わらず「介護士」「介護職員」「介護スタッフ」など様々な呼び名が使われていますが、介護事業所で働く介護業務に従事する人を介護士と考えてよいでしょう。
しかし、介護福祉士や初任者研修などを修了していないと「身体介護」は行えないので注意が必要です。
介護福祉士の仕事内容
介護士の仕事内容には「身体介護」と「生活援助」があります。
「身体介護」とは介護を必要とする利用者の身体に触れる介助を行い、食事や入浴、排泄介助などの介護業務を行います。
「生活援助」は日常生活で間接的に食事の準備や掃除などのサポートをします。
無資格未経験の主な介護業務
無資格未経験の方でも介護士として業務に就けますが、介護福祉士の資格保持者と比較して無資格の方が行えない業務があります。
それは「排泄介護」「入浴援助」「外出介助」「服薬介助」など、利用者の身体に触れて行う「身体介護」が行えません。
無資格の方は介護福祉士の介護助手として働く位置付けになり、利用者の身体に触れない「介護補助」や「生活補助」などの間接的な業務に限定されます。
- 生活補助
-
生活補助とは生活面のケアを指します。食事の準備・片付けや掃除、洗濯、ベットメイクなどです。
- 身体介護補助
-
身体介護の補助を行う業務です。主に、介護福祉士が行う業務の補助としてサポートします。
- 事務業務
-
介護補助と言っても、必要性に応じて利用者の介護経過を記録に残す必要が有ります。
また、レクリエーション活動の計画や結果記録なども必要に応じて行います。 - 送迎業務
-
通所型サービス(デイサービス)など、送迎業務を必要とする事業所では送迎業務を行うこともあります。
送迎業務は普通自動車免許を取得していれば担当できる業務です。
また、外出行事や病院の送迎などを行うこともあります。
介護福祉士の雇用形態
介護福祉士の雇用形態は介護事業所によってさまざまです。
正社員として雇用される方もいれば、契約社員や派遣社員、パート、アルバイトの雇用を多く採用している事業所も存在します。
無資格OKの方でも、ライフスタイルを重視して働きやすい派遣社員やパートなどで非正規雇用で働いている方も多くいます。
介護福祉士を目指すならどんな方法がある?
介護福祉士を目指す方には下記の2種類の方法があります。
- 資格を取得してから介護事業所に就職する
- 介護事業所に就職して資格を取得しながら働く
介護福祉士の資格を取得してから働きだす方法と、介護士として介護事業所で働きながら介護福祉士の資格取得を目指す方法の2通りです。
それぞれ順番に解説します。
資格を取得してから介護事業所に就職する
介護福祉士の資格を取得してから働きだすメリットは、最短で集中的に学習できることで無資格の方のと比べて就職後から安心して現場で活躍できます。
もちろん、仕事に慣れながら経験値を積んでいくことで安心が増しますが、介護知識が備わって働き始められることが利点です。
資格を取得するには資格取得ができるスクールを利用し、カリキュラムに沿って研修を受講して修了する必要が有ります。
介護福祉士を目指して働くために最初に取得すべき資格は「介護職員初任者研修」です。
介護未経験者が介護の入門的な知識を学ぶことが出来ます。
介護職員初任者研修の受講期間は様々ですが、4ヶ月程度が目安です。
介護事業所に就職して資格を取得しながら働く
介護士を目指すもう一つの方法は、介護事業所に就職してから介護資格の取得を目指す方法です。
介護のお仕事には「未経験可」「無資格可」となっている求人があります。
介護事業所には介護福祉士の有資格者以外でも行える業務があり、業務のサポート役として資格を持っていない方にでも求人募集を出しています。
無資格未経験で働ける求人に応募し、職員として働きながら介護職員初任者研修の資格取得を目指しましょう。
介護福祉士の資格を取得する3つのメリット
介護福祉士の資格取得には次の3つのメリットがあります。
- 就業先の選択肢が増える
- 給与や待遇面が良くなる
- キャリアアップにつながる
それぞれ順番に解説します。
就業先の選択肢が増える
介護福祉事業所ではサービス提供責任者や生活相談員などの配置が必要です。役職には介護福祉士の資格が必要となる場合もあります。
介護福祉士を求めている介護現場は多く、資格保有者は転職や就職に有利です。
給与や待遇面が良くなる
介護福祉士を取得することで、給料に資格手当が上乗せされます。
実務者研修を取得する事で給与アップも可能なので、下記の資格別の平均給与額を確認してみましょう。
資格 | 平均給与額(目安) | 平均勤続年数 |
無資格 | 271,260円 | 5.2年 |
介護職員初任者研修 | 300,510円 | 8.1年 |
実務者研修 | 307,330円 | 7.7年 |
介護福祉士 | 328,720円 | 9.5年 |
介護支援専門員(ケアマネージャー) | 362,290円 | 13.0年 |
社会福祉士 | 363,480円 | 8.9年 |
さらに、介護職員処遇改善加算の加算条件で施設側に介護福祉士の資格保有者数を条件としています。
加算条件に貢献している介護福祉士の資格保持者は処遇改善金の支払いも受けられます。
介護福祉士の資格保有者の給与は無資格者と比較して、月額約57,000円と給与に違いがあります。
出典:厚生労働省令和3年度介護従事者処遇状況等調査結果
キャリアアップにつながる
介護職には介護福祉士の資格がないと就くことができない役職が存在します。
つまり、管理職や施設長など自身のキャリアアップを視野にステップアップを考えているのであれば資格取得をしておいた方が良いでしょう
介護福祉士を目指す介護職経験の状況別ルート
介護福祉士を目指す方で、現在の介護職の経験値によって取得ルートが違います。
自分に適している試験内容や取得期間など、各ルートを把握しておきましょう。
各ルートの概要は下記の4つです。
- 最終学歴が中卒の方
- 介護職以外で働いている未経験の方
- ホームヘルパーの資格を持っている方
- 経済連携協定ルート(EPA)インドネシア人、フィリピン人、ベトナム人の方が資格取得を目指すルート
それぞれ順番に解説します。
最終学歴が中卒の方
介護福祉士の資格取得に必要となる最終学歴は中卒です。
中学校を卒業していれば介護福祉士の資格試験を受けることが可能です。
ただし、養成施設や福祉系高校の受験が中卒ではできないので、実務経験ルートの受験のみが可能です。
介護職として実務経験を3年以上の実績の後、実務者研修を修了する事で介護福祉士の受験ができます。
介護職以外で働いている未経験の方
介護職以外の職種で社会人として働いている、無資格未経験の方が介護福祉士の資格に挑戦するには、通信講座や短期スクールに通って資格取得を目指す方法と、3年以上の実務経験の後に実務者研修を修了して介護福祉士の受験に臨む2つの方法があります。
ホームヘルパーの資格を持っている方
ホームヘルパー(訪問介護員)の資格には2級と1級があります。
ホームヘルパー2級は介護職員初任者研修に相当する資格なので、実務者研修の修了が必要となります。
ホームヘルパー1級は廃止となりましたが、現在の実務者研修に相当します。
ただし、実務者研修に変更となった際に「医療的ケア」「介護課程Ⅲ」「介護福祉士の受験要件」が科目追加となっているため、ホームヘルパー1級を持っていても介護福祉士の受験には実務者研修の修了が必要です。
経済連携協定ルート(EPA)インドネシア人、フィリピン人、ベトナム人の方が資格取得を目指すルート
経済連携協定(EPA)により、EPA介護福祉士候補者の対象国となっているインドネシア、フィリピン、ベトナムの3か国の方は、日本唯一の受け入れ調整機関である公益社団法人国際厚生事業団(JICWELS)が候補者あっせんなどの業務を行っています。
このルートでは、実務経験が3年(1,095日)以上、かつ従事日数540日以上と介護福祉士実務者研修を修了しているか、介護職員基礎研修と喀痰吸引等研修の両方を修了していれば受験資格を得られます。
実務試験免除で介護福祉士国家試験を受験したい場合は、実務者研修か介護技術講習の受講が必要です。
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出典:厚生労働省EPA介護福祉士候補者の受入れについて
介護福祉士を目指すための費用や期間は?【ルート別】
未経験者から介護福祉士を目指す場合、下記の3つのいずれかのルートを選択します。
- 実務経験ルート
- 養成施設ルート
- 福祉系高等学校ルート
それぞれ順番に解説します。
実務経験ルート
介護職未経験者が無資格で介護施設で介護士として勤務しながら介護福祉士を目指すルートです。
働きながら資格取得を目指せるので、仕事で実務を経験しながら資格を取得できるこの方法はモチベーションにもつながります。
また、費用面でも通信講座などを利用できるのもメリットであり学習費用もリーズナブルです。
介護福祉士の受験資格として必要となる実務者研修の修了は、介護職員初任者研修を取得したのちに実務者研修を受講することが可能ですし、はじめから実務者研修を受講することも可能です。
ただ、実務経験は3年以上と決まっていますが、初任者研修を受講せずに実務者研修をいきなり受講する事もできます。
しかし、はじめは介護職員初任者研修から受講を修了して、資格手当を受けたのちに実務者研修を受講するほうが、カリキュラムが分散されるので、無理なく受講することができます。
スクールに関して詳しく知りたい方は下記のサイトでスクールを比較検討できます。
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養成施設ルート
養成施設ルートは最も早く資格取得を目指せるルートです。
養成施設ルートでは最短1年で受験資格が取得でき、無資格の方は2年で介護福祉士の受験資格を得ることが可能です。
短期大学や専門学校に通う必要が出てきますが、実務経験ルートと比較すると最短で資格取得を目指せるメリットがあります。
ただし、費用面と平日に学校に通う必要が有るので、その点は注意しましょう。
福祉系高等学校ルート
福祉系高校や福祉系特例高等学校を卒業して国家試験に合格の後、介護福祉士の資格を目指すのが福祉系高校ルートです。
2009年度以降入学から定められた科目と単位を取得して卒業すると介護福祉士の国家試験を受験できます。
介護福祉士を未経験から取得する3つのルート
- 実務経験ルート
-
- 実務経験年数が3年以上必要
- 介護職員初任者研修を修了する
- 介護福祉士国家試験に合格する
- 養成施設ルート
-
- 不通かの高校卒業者は最短2年
- 福祉系大学・社会福祉士養成施設・保育士養成施設の卒業者は最短1年
- 介護福祉士養成施設を卒業する
- 卒業後その他必要な資格ない
- 介護福祉士国家試験をパスする
- 福祉系高校のルート
-
- 福祉系高校に平成20年度以前に入学した方は卒業後に筆記試験と実技試験に合格する事で取得可能
- 福祉系高校に平成21年度以降に入学した方は卒業後に筆記試験に合格する事で取得可能
- 福祉系高校や福祉系特例高校を卒業すると取得可能
※介護技術講習を受講されている方は介護福祉士の質疑試験が免除になります。
介護福祉士を未経験から目指すならどのルートが良い?
働きながら介護福祉士を実務経験ルートで就学する場合、実務者研修を修了するために終日学校に通うか、受講スケジュールを調整しながらライフスタイルに合わせて受講するかのどちらかを選択することになります。
実務者研修のスクールは開校コースが平日や土日・夜間を選択することが可能で受講料もスクールによって選択することが出来るので選択の自由度が高いです。
さらに実務者研修スクールは養成施設と比較して費用を抑えることが出来るので経済的と言えます。
研修スクールは複数あるので、自分に合ったスクールを比較検討すると良いでしょう。
下記に各スクールを比較しながら資料請求できるサイトを記載するので良かったら参考にしてください。
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介護福祉士を目指す未経験者のキャリアパス
介護福祉士を目指すために、取得をする資格として下記の4つの資格について解説します。
- 介護職員初任者研修
- 介護福祉士実務者研修
- 介護福祉士
- 認定介護福祉士
介護職員初任者研修
介護職員初任者研修は介護の入門的資格です。
以前はホームヘルパー2級と呼ばれていました。
介護職未経験者が基本的な介護に関する知識や技術を学ぶことが目的とされています。
講座やスクールも多く、9科目130時間のカリキュラムを通学や通信教育で受講することが可能です。
介護福祉士実務者研修
介護職員初任者研修より実践的で専門性の高い知識や技術を学べます。
20科目450時間のカリキュラムが受講により必要ですが、介護職員初任者研修を取得していれば130時間が免除となり320時間に短縮できます。
2017年から介護福祉士の受験資格に介護福祉士実務者研修の修了が要件に追加されました。
介護福祉士
3年以上の実務経験と、実務者研修を修了しているものは介護福祉士国家試験を受験できます。
受験は筆記試験に合格した者は実技試験に進むことが可能です。
どちらも合格すると介護福祉士の資格を取得できます。
合格率は70%前後です。試験合格後は介護福祉士の登録が必要となります。
認定介護福祉士
認定介護福祉士は一般社団法人認定介護福祉士認証・認定機構が運営する民間資格です。
2015年に認定介護福祉士の資格が、介護福祉士の上位資格としてリーダー的位置付けで認定・認証が開始されました。
介護福祉士からさらに多様な知識やマネジメント能力を要する資格です。
承認要件は介護福祉士の資格を取得後から5年以上の実務経験をクリアすることで研修を受けることができます。
介護福祉士の受験資格となる「実務者研修」とは
介護福祉士の資格要件として実務者研修の修了が必要です。
実務者研修は通信講座やスクールに通って受講できます。
受講は有料ですが、スクールによって費用が変わってくるので比較検討してみましょう。
実務者研修のカリキュラム
実務者研修は20科目、450時間のカリキュラムを受講する必要が有ります。
ただし、介護関連の資格補修条件によって一部の科目が免除されるので下記の表でご確認ください。
科目名 | 所要時間 | 初任者研修 | 介護職員基礎研修 | ヘルパー1級 | ヘルパー2級 | ヘルパー3級 |
---|---|---|---|---|---|---|
人間の尊重と自立 | 5 | 免除 | 免除 | 免除 | 免除 | 免除 |
社会の理解Ⅰ | 5 | 免除 | 免除 | 免除 | 免除 | 免除 |
社会の理解Ⅱ | 30 | 〇 | 免除 | 免除 | 〇 | 〇 |
社会の基本Ⅰ | 10 | 免除 | 免除 | 免除 | 免除 | 〇 |
社会の基本Ⅱ | 20 | 〇 | 免除 | 免除 | 免除 | 〇 |
コミュニケーション技術 | 20 | 〇 | 免除 | 免除 | 〇 | 〇 |
生活支援技術Ⅰ | 20 | 免除 | 免除 | 免除 | 免除 | 免除 |
生活支援技術Ⅱ | 30 | 免除 | 免除 | 免除 | 免除 | 〇 |
介護課程Ⅰ | 20 | 免除 | 免除 | 免除 | 免除 | 〇 |
介護課程Ⅱ | 25 | 〇 | 免除 | 免除 | 〇 | 〇 |
介護課程Ⅲ | 45 | 〇 | 免除 | 〇 | 〇 | 〇 |
発達と老化の理解Ⅰ | 10 | 〇 | 免除 | 免除 | 〇 | 〇 |
発達と老化の理解Ⅱ | 20 | 〇 | 免除 | 免除 | 〇 | 〇 |
認知症の理解Ⅰ | 10 | 免除 | 免除 | 免除 | 〇 | 〇 |
認知症の理解Ⅱ | 20 | 〇 | 免除 | 免除 | 〇 | 〇 |
障害の理解Ⅰ | 10 | 免除 | 免除 | 免除 | 〇 | 〇 |
障害の理解Ⅱ | 20 | 〇 | 免除 | 免除 | 〇 | 〇 |
こころとからだのしくみⅠ | 20 | 免除 | 免除 | 免除 | 免除 | 〇 |
こころとからだのしくみⅡ | 60 | 〇 | 免除 | 免除 | 〇 | 〇 |
医療的ケア | 50 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
受講時間 | 450 | 320 | 50 | 95 | 320 | 420 |
※〇は受講が必要な科目です。
なお、実務者研修が受講できるスクールには夜間講座を実施しているスクールもあるので自分のライフスタイルに合わせて選択しましょう。
実務者研修修了の費用と期間
受講時間は上記の表に記載していますが、保有資格によって免除されます。
費用に関しては、保有資格によって割引率などが異なり各スクールによっても異なります。
平均的な例として、無資格の方は約11万円(税込・テキスト代込)でホームヘルパー1級をお持ちの方は5.5万円(税込・テキスト代込)です。
また、転職サイトなどを利用して就職すると資格費用の免除や費用の一部を負担してくれるサービスなどもあります。
詳しい内容は下記のサイトを参考にしてください。
おすすめ順 上位から掲載 | 一押し ポイント | 求人数 対応エリア | 雇用形態 |
公式サイト | 年間80万人が利用 無料の資格取得応援制度あり アドバイザーの対応満足度 No.1 | 55,000件 エリアは 全国 | 正社員 派遣社員 契約社員 パート |
公式サイト | 400万~600万の求人多数 転職初心者でも利用しやすい 地方求人も豊富 | 96,000件 エリアは 全国 | 正社員 派遣社員 パート |
公式サイト | 未経験・無資格の求人豊富 無料の資格取得応援制度あり 資格取得学習支援あり 派遣に強く福利厚生も充実 | 10,000件 エリアは 全国 | 正社員 派遣社員 契約社員 パート |
公式サイト | 職場の詳細情報が得られる 求人数はトップクラス 完全無料 | 74,000件 エリアは 全国 | 正社員 契約社員 パート |
公式サイト | 高収入求人が多数 夜勤求人が多数 4割が非公開求人 大手のマイナビが運営 | 66,000件 エリアは 全国 | 正社員 契約社員 パート |
介護福祉士の資格取得は国家試験に合格する必要がある
介護福祉士国家試験は毎年1回開催されます。
1月の筆記試験に合格すると、3月下旬の実技試験を受験できます。
また、学生で介護福祉士国家試験を受験する方は卒業見込みで申し込みが可能ですし、実務経験3年以上を目指している方も、就業見込で試験申し込みが可能です。
筆記試験の内容と日程
介護福祉士国家試験は毎年1月に筆記試験が実施されています。
受験科目は11科目で5択の選択形式(五肢択一)と事例形式からなる、計125問が出題され、試験時間は220分(午前・午後)で実施されます。
下記は科目名と設問数です。
科目名 | 設問数 | |
1 | 人間の尊厳と自立 介護の基本 | 12 |
2 | 人間関係とコミュニケーション コミュニケーション技術 | 10 |
3 | 社期の理解 | 12 |
4 | 生活支援技術 | 26 |
5 | 介護過程 | 8 |
6 | 発達と老化の理解 | 8 |
7 | 認知症の理解 | 10 |
8 | 障害の理解 | 10 |
9 | こころとからだのしくみ | 12 |
10 | 医療的ケア | 5 |
11 | 総合問題 | 12 |
上記の科目すべてで得点する必要があり、一科目でも得点が出来ていない場合は、他の科目で平均点を上回っていたとしても不合格となります。
そのため、まんべんなく点数をとることで合格の可能性が増します。
受験者数と合格率の推移
介護福祉士の合格者と合格率の推移は下記の表にまとめました。
受験者数(人) | 合格者数(人) | 合格率(%) | |
平成30年度(第31回) | 94,610 | 69,736 | 73.7 |
令和元年度(第32回) | 84,032 | 58,745 | 69.9 |
令和2年度(第33回) | 84,483 | 59,975 | 71.0 |
令和3年度(第34回) | 83,082 | 60,099 | 72.3 |
令和4年度(第35回) | 66,711 | 79,151 | 84.3 |
筆記試験の申込方法
介護福祉士国家試験に申し込むには「公益財団法人社会福祉振興・試験センター」に「受験の手引き」を請求します。
「受験の手引き」を請求するには、「公益財団法人社会福祉振興・試験センター」ホームページ(HP)で請求期間を確認する必要が有ります。
毎年、8月上旬から9月上旬までの1ヵ月間が必要書類の提出申し込み期間になっていることがほとんどなので、手引きの請求は7月中をめどに請求してすぐに申し込むと良いでしょう。
申し込み後12月頃に受験票が送付されます。
合格後は介護福祉士の登録
介護福祉士国家試験に合格すると介護福祉士資格登録を行う必要があります。
介護福祉士の試験合格通知のみでは介護福祉士として名乗ることができないので、試験合格後は忘れずに登録手続きを行いましょう。
無資格未経験から転職サイトを利用して実務経験と資格取得支援を受ける
無資格未経験の方が介護福祉士を目指す方法として、実際に介護職で働きながら実務経験と資格取得支援を無料で受ける方法があります。
介護職でスキルアップを目指すと決心して介護士を目指すのであれば転職サイトの利用を視野に入れるべきでしょう
そんな方に、転職サイトや転職エージェントを利用する流れについて、下記の4つの流れをご紹介します。
- 研修制度の有無をチェックし資格取得支援制度を利用する
- 求人条件から優先順位をつけて比較する
- 介護職で活かせるスキルをアピールする
- 面接対策を十分に行って印象作りを入念に行う
それぞれ順番に解説します。
研修制度の有無をチェックし資格取得支援制度を利用する
まず、求人選びをする際に、研修体制や資格取得支援制度を整えている転職サイトや転職エージェントを選びます。
転職サイトの選択ポイントは次の3つです。
- 信頼できる転職サイトをに3つ登録する
- 資格取得支援制度や研修体制を無料で行っているサイトを見つける
- 近場で利用しやすい転職サイトを選択する
また、求人の就職先でも資格取得支援を行っている施設もあるので、転職サイトは最低3つは登録して求人を比較することが重要です。
おすすめ順 上位から掲載 | 一押し ポイント | 求人数 対応エリア | 雇用形態 |
公式サイト | 年間80万人が利用 無料の資格取得応援制度あり アドバイザーの対応満足度 No.1 | 55,000件 エリアは 全国 | 正社員 派遣社員 契約社員 パート |
公式サイト | 400万~600万の求人多数 転職初心者でも利用しやすい 地方求人も豊富 | 96,000件 エリアは 全国 | 正社員 派遣社員 パート |
公式サイト | 未経験・無資格の求人豊富 無料の資格取得応援制度あり 資格取得学習支援あり 派遣に強く福利厚生も充実 | 10,000件 エリアは 全国 | 正社員 派遣社員 契約社員 パート |
公式サイト | 職場の詳細情報が得られる 求人数はトップクラス 完全無料 | 74,000件 エリアは 全国 | 正社員 契約社員 パート |
公式サイト | 高収入求人が多数 夜勤求人が多数 4割が非公開求人 大手のマイナビが運営 | 66,000件 エリアは 全国 | 正社員 契約社員 パート |
求人条件から優先順位をつけて比較する
転職サイト3つの中から気になる求人に優先順位をつけていきます。
求人条件は求人サイトによって異なることがあるので必ず比較する事をおすすめします。
また、施設の内情や離職状況などは転職サイトを通して情報収集をすることが可能。
入職後のミスマッチを回避するために、介護業界に特化した転職エージェントを利用することもおすすめです。
転職エージェントであれば、転職サイトよりも手厚い就職支援を受けることが可能です。
入職後の満足度に妥協しないように転職エージェントを利用する場合も3つは登録しましょう。
最も利用しやすい転職エージェントをランキングした介護士転職エージェントランキングおすすめ5選【選び方も解説】の記事も参考にしてください。
介護職で活かせるスキルをアピールする
介護士としてアピールできる自分のスキルを整理しておきましょう。
介護士に求められる要素として次の5つが挙げられます。
- 観察力
- 家事スキル
- 体力
- コミュニケーションスキル
- 相手の気持ちをくみとる力
などです。
しかし、全てのスキルが必要というわけではありません。
履歴書や志望動機を伝える際に「採用担当者にどのように伝わるのか?」を予習しておくことで、迷わず積極的にアピールすることが重要なのです。
未経験者であれば、介護職を目指す熱意を好印象に伝えることができれば、採用担当者に良い印象を与えることができます。
また、資格取得をしていたり、入職後に学ぶ意欲を示しておくことも有効でしょう。
面接対策を十分に行って印象作りを入念に行う
介護士を目指すためには採用面接で好印象を与えることが大切です。
しかし、面接が苦手な方も多いでしょう。
そこで、下記によくある面接時の質問例を6つ挙げたので確認しておきましょう。
- 介護職を目指そうとしたきっかけは何ですか?
- 前職を退職した理由は何ですか?
- この施設を選んだ理由を教えてください
- 入社後はどのような仕事をしたいですか?
- あなたの長所や短所などがあれば教えてください
- 最後に何か質問はありますか?
介護職ではコミュニケーションスキルが問われやすい職種です。
話すことが苦手な方でも、面接対策として上記の質問には答えられるように準備しておくべきでしょう。
この他にも、下記の記事も参考になるので良かったらご覧ください。
Q&A
介護福祉士の資格を効率よく取得するためにはどうしたらいいですか?
短期間で資格取得を目指すのであれば養成施設ルートがおすすめです。
働きながら資格取得を目指すのであれば、通信教育などで学習しながら資格取得を目指すのが一般的でしょう。
介護福祉士の資格取得は働きながら何年かかる?
無資格未経験の方であれば実務経験3年以上と実務者研修の修了が必要です。
養成施設ルートでは最短2年で資格取得を目指せます。
介護福祉士の年収はいくらですか?
介護福祉士の平均給与は328,720円となっています。事業所の給与体系や経験年数、資格の有無などの条件で変わってきます。
介護福祉士になるのに学歴は問われますか?
中学校を卒業していれば、介護福祉士の受験資格はあります。