※本サイトのコンテンツには広告が含まれていることがあります。
「介護士の仕事は何歳まで働けるのかな?」と疑問をお持ちではありませんか?
結論からお話しすると、介護士の仕事は何歳になっても働くことができます。
介護士求人では「年齢不問」の募集が多く、何歳になっても働くことができる職種です。
そのため、定年を迎えてから介護士の仕事に就く方が増えています。
「高齢やシニアの方には介護士の仕事はきついのでは?」「介護士の仕事は何歳まで働けるの?」「高齢やシニアの転職は可能なの?」と不安をお持ちの方も多くいるのではないでしょうか?
しかし、私は20年以上介護業界にたずさわるなかで、70代を超えてもこの業界で働いている方とも関わっています。
このコラムでは、介護職に興味があり「働き続けられることで安心したい」と考えている方に向けて、介護士と働くための疑問にフォーカスして解説をしますのでぜひ参考にしてください。
介護士は何歳までの人が働いているの?
介護士として働いている人は、新卒から中年層くらいの人材が働いている印象をお持ちではありませんか?
しかし、現実には50代から60代の勤務している割合も多いのが事実です。
では介護士として勤務している人が何歳くらいの人がいるのか3つの視点で解説します。
- 介護士に定年はない!
- 介護士の定年は60歳から65歳が一般的
- 介護士の非正規雇用では年齢制限はない!
それぞれ解説します。
介護士に定年はない!
介護士として働く年齢に上限がないというのが結論です。理由として、高齢化が進む介護業界では人材不足が深刻な課題です。
厚生労働省の調べによると、2025年末には約245万人の介護職員が必要になるとされています。
国の対策として介護職員の確保に向けての取り組みが実施されています。ですが、いまだ介護の必要人員の確保が間に合っていない状況です。
介護士業界では事業所が定年制を正社員で12.6%、非常勤職員で42.5%が設けていません。
定年制度を設けていても60歳から65歳が主で、定年後は再雇用や委託などで雇用延長も行われています。
つまり、健康であれば何歳であっても介護士として働ける環境と言えます。
参考:日本在宅介護協会
参考:厚生労働省HP
介護士の定年は60歳~65歳が一般的
介護職の定年は60歳~65歳が一般的となっています。
ですが、介護職の現場では人材不足の問題を抱えており、現場の職員として長年の経験がある業務に慣れている人材を、定年の理由で手放したいとは考えません。
その結果、定年制度を設けていない事業所や、定年後に「再雇用」や「委託」「臨時職員」といった非正規雇用で働ける事業所がほとんどです。
つまり、60歳~65歳で一旦定年になったとしても、雇用に応じた働き方ができる職種であると言えます。
介護士の非正規雇用では年齢制限はない!
非正規雇用である「アルバイト」「パート」「派遣社員」には基本的に年齢制限はありません。
異業種の方も、定年後に再雇用で働くことができる方はそのまま働く方が多いでしょう。
ですが、現職で再雇用のない方はセカンドキャリアとして介護業界の求人に挑戦し、派遣社員やアルバイトなどで働く方も増えています。
非正規雇用の多い介護業界では体が健康である限り、何歳になっても働き続けることができる業種といえます。
介護士の平均年齢は?
介護士としてシニアでも働ける環境があることがわかりました。
では、介護士の平均年齢がどの様になっているのか3つの視点で確認してみましょう。
- 介護士の平均年齢は何歳?
- 介護士は40代や50代からでも働きやすい
- 介護士として40代で目指す展望
それぞれ解説します
介護士の平均年齢は何歳?
以下の「性別」「職種別」に分けた年齢別データを参考に確認してみましょう。
20代未満 | 20~29歳 | 30~39歳 | 40~49歳 | 50~59歳 | 60歳以上 | ||
性別 | 男性 | 0.3% | 13.3% | 29.2% | 27.3% | 14.1% | 11.9% |
女性 | 0.3% | 6.0% | 13.7% | 24.1% | 25.9% | 25.5% | |
職種別 | 介護職員(施設等) | 0.5% | 11.3% | 20.2% | 23.7% | 20.4% | 17.9% |
訪問介護員(ホームヘルパー) | 0.1% | 3.9% | 10.1% | 20.1% | 24.7% | 35.3% |
男性では30歳~49歳までの介護従事者が多く、女性では40歳~60歳以上までの介護従事者が多くなっています。
全産業の労働者平均年齢が43.5%であることと比較して、介護職の労働者平均年齢は42.0%(令和元年時点)であるため、労働者の年齢層が高いことがわかります。
一方、20歳未満~29歳の労働人口は少なく、国の実質的な若者を介護職に引き込む見込みも立っておらず、今後も年齢層の高い雇用を求める傾向は変わらないでしょう。
介護士は40代や50代からでも働きやすい
上記のデータを見てわかるように、介護職従事者は30歳以上の従事者割合が多く、特に40歳以上の方がほとんどの割合を占めています。
介護の仕事はコミュニケーション能力が重要です。
実際に私の経験から、40代から働きやすい理由として挙げられるのは、利用者の方と円滑なコミュニケーションを取れる方がある程度の人生経験を持った30代以上の方に多い傾向にあるということです。
例えると、高齢者である利用者と歳の近いシニア職員はコミュニケーションスキルが豊富であり、その接しやすさから利用者やその家族に安心感を持たれやすい傾向にあります。
ですから、40代や50代から介護士を目指しても利用者に安心を与えやすい人材であることに間違いはありません。
実際に介護事業所では、40歳以上の人生経験が豊富な人材を歓迎する施設も多く存在します。
介護福祉士は40代~50代が最も多く、40歳~59歳が介護福祉士の資格保有者を占めています。
介護士として40代で目指す展望
介護士として30代や40代で働くのであれば、今後の資格取得も視野に入れて働きやすい年齢と言えるでしょう。
介護職未経験で採用試験を受けたとしても、今後のスキルアップを見込んで雇用される可能性が非常に高いと言えます。
介護業界未経験者の場合だと介護福祉士やケアマネージャーが資格取得の目標となるでしょう。
介護福祉士の取得には下記の取得ルートには3つの方法があります。
また、介護人材は40代で介護士として勤務している方も多いのが特徴です。40代で介護士を目指す方は同じ世代の介護士も多くいるので、仕事や職場に馴染みやすいでしょう。
50代・60代【何歳まで】でも介護士勤務の方は多数在籍
上記でも解説をしましたが、50代~60代の方で介護士に従事している方は多く、働きやすいと言えるでしょう。
実際に50代~60代の方が介護士として働くメリットやデメリットまたは、どの様な動機で介護職に転職しているのか下記の3つの視点で解説します。
- 50代や60代が介護士として働くメリット
- 50代や60代が介護士として働くデメリット
- シニア世代が介護士業界にセカンドキャリアを求めている
それぞれ解説します。
50代や60代が介護士として働くメリット
50代~60代の方が介護業界で働くメリットとして、いままでの人生経験を活かして働けることや、家族や親の方に介護が必要になった場面で仕事の経験を活かせる事が魅力として挙げられます。
利用者の方は、50代や60代の介護士と接する際に、人生経験を積んできた経験値と「年相応のコミュニケーション能力」や「若い世代にはない経験値」があることに安心感を得ているのは事実です。
また、介護業界では50代、60代の方で勤務している方も多く、同世代の方が活躍している事によって、職場になじみやすく定年後も安心して働き続けられる大きなメリットがあります。
50代や60代が介護士として働くデメリット
50代、60代の方が介護業界で働くデメリットとして、体力や健康面での問題が挙げられます。
健康に不安を抱えたり体力に自信がない方もいるでしょう。特に前職が事務職などで体に自信がない方は、介護の仕事に慣れるまでに時間がかかります。
ですが、身体介護の場面で適切な技術を学ぶことによって、介護業務でも体への負担は軽減することができます。
介護職員初任者研修などの短期で取得できる学習や資格取得をしながら介護業界に慣れて行くこともデメリット解消の一つです。
また、介護業界に務める際に注意するべきこととして、給与の低さが挙げられます。
介護業界で40歳、50歳で再就職の場合であっても、無資格未経験であれば給与は低めになってしまいます。
介護業界は、利用者から感謝を受けられるやりがいのある仕事ではありますが、高収入を得たいのであれば不向きな仕事とも言えるでしょう。
シニア世代が介護士業界にセカンドキャリアを求めている
介護業界で仕事をする魅力は、「安心を与えられるやりがい」と「社会貢献につなげられる」ことです。
特に、介護業界に興味がある50代や60代の方は豊富な人生経験から、人との繋がりや人の役に立つ社会貢献にやり甲斐を感じる方が多くいるのは事実。
また、介護職を経験することで家族や親戚の方に仕事で得た知識を活かせると考える方もいるため、介護士としてのセカンドキャリアが人気を集めています。
シニア世代の方が何歳になっても介護士勤務で働くコツとは?
介護士勤務のシニア世代で上手に働いている方の共通点について解説します。
次にご紹介する5つのコツを守ることで働きやすくなることは間違いないので参考にしてください。
- 体調管理で無理をしない
- 年功序列のにとらわれない
- 職場のルールに慣れる
- スタッフ(職員)や利用者の名前を覚える
- スマホやタブレットの操作は少しずつでも慣れる
それぞれ解説します。
体調管理で無理をしない
シニア世代の介護士の方が最も気をつけるべき事は「体が資本」の言葉通り体調管理です。
シニアの方が若い介護職と同じペースで身体介護をすると、基礎筋力がないことや介護技術がないことによって、体に負担が蓄積することによって体調を崩す可能性があります。
しかし、体調管理も大切な仕事の一環です。
体への負担が大きい仕事や介護技術が未熟で不安な仕事は「できません」と正直に伝えることがとても重要です。
できない意思表示をしっかりすることで、他の職員も相互に役割分担を認識できます。
また、自分の得意分野を伸ばすことで、周りの職員とも仕事の役割と調和を保つことができるようになります。
年功序列のにとらわれない
シニア世代が介護の職場で働く場合、他の職員や管理者は年下がほとんどだと思います。
年長者であるプライドをもちすぎると、意見の相違や価値観の違いに納得できず、衝突する可能性が出てきます。
しかし、介護経験が少ないシニア世代の方が、不要な衝突を繰り返すことでのメリットはありません。
むしろ、年功序列にこだわらずベテラン介護士に介護技術を教わる方がメリットがあります。ある程度の経験を積んでから自分の意見を話していくほうが、説得力のある意見として伝えることが出来るようになります。
職場のルールに慣れる
どの介護施設で働いても、それぞれの職場には一定のルールがあります。
介護職の経験があったとしても、それぞれの職場の特性やルールを知ることが重要です。
シニア世代の方は長年の経験から、職場のルールやマナーに戸惑いを感じる方もいるでしょう。
しかし、自分の考えがあったとしても、そのルールやマナーをまずは受け止めて職場のやり方を学ぶことから始めてみましょう。
スタッフ(職員)や利用者の名前を覚える
シニア世代の方に限らず、就職して最初の課題は職員や利用者の名前を覚えることです。
はじめは、良く関わる職員の名前から覚えることが効率的です。まずは職員間の信頼関係を構築するためにもメモをとるなどの工夫をしながら少しずつ覚えていく事が重要。
名前を覚えることでコミュニケーションをスムーズにとることができるので、自分にとって安心感や信頼を得ている実感を得ることにもつながります。
スマホやタブレットの操作は少しずつでも慣れる
介護記録のほとんどはパソコン作業の施設が多くなってきています。また、タブレット端末やスマートフォンを使った作業も増えてきているのが現状です。
今後も何かしらの仕事についても、デジタル端末を使った業務からは避けて通れないでしょう。
慣れないパソコン作業であってもスマートフォンなどの端末に感覚的に慣れておくことでスムーズに理解を深めることはできます。
また、どうしてもパソコン作業が苦手な方は、他の職員と役割分担をすることも可能である場合が多いので過度の心配はいりません。
シニア世代の介護士求人の見極め方7選
介護士は何歳になっても働くことが可能な職種です。そのため、近年ではシニア世代の就職が多くなっています。
一方、求人を見ていても何を基準に就業先を決めるべきか悩む方もいるのではないでしょうか?
シニア世代の方が気になる介護士求人の見極め方を7つの視点で解説します。
- 人生経験でのスキルやノウハウを発揮する
- 横柄にならず謙虚な気持ちが大切
- 大規模な事業所が働きやすい
- 意欲を見せるためにも資格取得を検討する
- デイサービスの勤務もやりがいがある
- 勤務への希望条件は洗い出しておく
- 転職のプロに相談してみる
それぞれ解説します。
人生経験でのスキルやノウハウを発揮する
シニア世代の方は、いままでの経験で培った「経験」や「知識」を活かした介護を行うことが強みです。
なかには、いままでの人生経験で得た知識を武器に、介護の現場で中心的な役割を持つ方も多くいます。
利用者の方からは「若手の職員より話しがしやすい」や「気配りが出来て安心できる」などの声をよく耳にします。
人生経験が豊富なシニア世代の方は、利用者の方にとって安心や心の支えとなる重要な役割を持てる存在として重宝される人材です。
横柄にならず謙虚な気持ちが大切
シニア世代の方で職場から求められる人材は下記の3つ特徴があります。
- 年下の指導に不満なく受け入れられる人材か?
- プライドが高く職員との衝突がうまれない人材か?
- 自分の考えに固執する人材じゃないか?
シニア世代の採用面接では上記の部分を人柄として採点されます。
求人で求められる必要な人材は、現状の介護現場に馴染んでくれる、他の職員との人間関係を尊重できる人材です。
そのため、良い人間関係を保つためにも謙虚な気持ちでいられる人材が求められます。
大規模な事業所が働きやすい
介護に不慣れなシニア世代の方は、大規模施設が働きやすくおすすめです。
なぜなら、大規模施設では多くの利用者を多くの職員で対応するため、職員のサポートや指導体制が取りやすい傾向にあります。
一方、小規模事業所では職員の余裕が少ないため、未経験職員にとってはサポートを受けにくい環境と言えます。
全ての小規模事業所が働きにくいわけでもありません。しかし、介護士として不慣れであれば、仕事の量も規模も大きな大規模事業所の方が経験値を得るメリットが大きいといえます。
意欲を見せるためにも資格取得を検討する
介護の仕事であってもスキルアップや資格取得はモチベーションを保つためには必要です。
介護士として働くのであれば、やる気や誠意として目標を持っていた方が他の介護職員から信頼も得られます。
また、介護士採用の面接時など熱意を表現する心構えとして次の3つを抑えるのが望ましいです。
- どのような仕事をしたいのか?
- なぜ介護士の仕事をしたいのか?
- この事業所を希望した理由は?
以上の内容は面接時によく質問される内容です。意欲を伝えるためにも事前に答えられるようにノートに書き出して気持ちを整理しておきましょう。
介護業界に就くのであれば介護福祉士の資格取得を考える方が多いと思いますが、介護福祉士の受験資格には実務経験が3年以上必要です。シニア世代の未経験者が最初にとるべき資格は、訪問介護業務に必要な「介護職員初任者研修」が適切な選択肢です。
デイサービスの勤務もやりがいがある
シニア世代の働きやすい職場として大規模施設を上記ではおすすめしましたが、デイサービスでの勤務もおすすめできます。
理由として、「夜勤業務がない」「送迎業務があるので直接介護の時間が少ない」「介護度の低い方の対応が多い」などの特徴があり、シニア世代の未経験の方でも落ち着いて働きやすい職種です。
また、日曜日が休みの事業所が多いため生活ペースもとりやすく、毎週日曜日は休みが欲しい方にはおすすめです。
訪問介護(ホームヘルパー)の業務をするには「介護職員初任者研修」の取得が必要なため、介護職未経験のシニアの方は雇用してくれる事業所が限られるので覚えておきましょう。
勤務の希望条件は洗い出しておく
介護士として就職・転職を考えるのであれば、希望する働き方を整理しておきましょう。
介護士として働くことは考えてみたものの、転職先に求める条件で迷う方もいるのではないでしょうか?
主に確認するべき条件は下記の3つです。
- 週に休暇は何日とれるのか?
- 体力的に週に何日までなら働けるのか?
- 職場に教育体制が整っているのか?
上記は必ず確認しておきましょう。
介護士として何歳になっても働きたいのであれば、自分に合った職場探しが重要です。介護職種によってシフト制の勤務など、働き方が異なるので無理がない働き方を洗い出すことが重要です。
転職のプロに相談してみる
転職活動は転職のプロに相談したほうが良い結果に繋がります。
「転職活動を何から始めたらいいんだろう?」と悩みを感じませんか?
個人で転職活動をすると、細かな条件でミスマッチが起こりやすいため、転職したものの、結果として後悔する人が多くいるのは事実です。
一方、転職のプロであれば、豊富な求人から気になる求人を探すことが可能ですし、細かな情報を尋ねながら、自分の条件に近い転職先の提案を受けることも可能です。
- 豊富な求人から転職先を見つけられる
- 転職先の情報を尋ねることでミスマッチを回避できる
- 客観的に転職先を見極められる
- 面接同行や履歴書作成のサポートを受けられる
- 転職前から転職後のサポートを受けられる
上記の転職サポートは無料で受ける事が出来るので、転職方法が良くわからないと不安がある方は必ず転職相談をしてみましょう。
\介護ワーカーは介護士転職のプロ!/
介護士専門の転職サイトがスムーズに転職できる
介護士への転職を検討するなら介護士専門の転職サイトが適切な選択肢です。
介護士専門の転職サイトであれば、時間がかかる書類作成や手続きの代行やサポートを受けられますし費用も無料です。
ここでは、介護業界に特化した転職エージェントの利用の流れに沿って解説します。
- ①公式サイトでサービスの登録
- ➁担当者からの連絡を受ける
- ③担当エージェントと初回面談
- ④求人を紹介してもらう
- ⑤履歴書や職務経歴書の作成
- ⑥求人募集に応募する
- ⑦面接対策を受ける
- ⑧内定
- ⑨退職サポートを受ける
それぞれ簡単に解説します。
公式サイトでサービスの登録
スマートフォンやパソコンのどちらでもいいので、インターネットで転職エージェントの公式サイト(下記に転職エージェントの公式サイトにつながる案内を表示しています)から利用登録をしましょう。
「転職サービス」と「派遣サービス」の案内があれば「転職サービス」を選択します。
転職サイトへの登録は1分から2分程度で登録が可能です。
担当者からの連絡を受ける
転職エージェントの利用登録完了後は、数日以内に転職エージェントの担当者から電話やメール等で連絡が来ます。
この連絡では「希望年収」「転職希望時期」「希望する職種」などの質問があります。あらかじめ考えておく方が良いですが、検討中の場合は相談しながら決めていきましょう。
転職サイトの利用であれば、自分で転職に関する手続きが必要ですが、転職エージェントであれば書類作成や面接同行などサポートを希望すれば対応も可能です。
自分の力量に合わせてサポートを依頼するか検討しましょう。
担当エージェントと初回面談(カウンセリング)
転職の初回面談は自宅訪問依頼か転職エージェントの事務所に足を運ぶかの2つの方法があります。
初回面談ではスムーズな転職活動に必要となる、転職条件について面談を受けます。
面談内容は「転職時期の見通し」「適切な施設選びの提案」「スキルやアピールポイントの整理」などを確認しながら詳細に決めていきましょう。
求人を紹介してもらう
初回カウンセリング後は、カウンセリング結果をもとに担当エージェントが要望に沿った求人を5~20件程度紹介してくれます。
担当エージェントによっては独占求人を扱っているので、あなた自身の希望に沿った求人をじっくり選ぶことができます。
重要ポイント
転職エージェントの担当者と相性が合わなかったり、求人案件に希望する求人が見つからない場合に備えて、最低3つは転職サイトの登録をしましょう。
理由として、「転職時期は限られる事」と「転職に要する時間」「多くの転職案件から選ぶ」事がとても重要だからです。
今後の人生にとって重大な分かれ道で、少ない提案から妥協してしまうことで損な転職とならないよう、絶対に3つの転職サイトの登録はしておきましょう。
転職エージェントについて分かりやすくまとめた記事も参考にしてください。👇
履歴書や職務経歴書の作成サポートをしてもらう
紹介を受けた求人に応募したい求人が見つかれば、転職希望の事業所、または施設の特徴に沿った履歴書作成や職務経歴書の作成に取り掛かります。
転職エージェントの利用であれば、作成サポートや作成後の添削支援を受けられるので安心です。
担当エージェントは面談日を設けて書類作成のサポートを何度も行ってくれます。
履歴書や職務経歴書の作成では、あなた自身の希望する勤務条件に近づけるためにも、スキルや自分の強み、希望の条件などを包み隠さず伝えるようにしましょう。
履歴書や職務経歴書の作成方法についてはこちらの記事で確認できるので参考にしてください。👇
求人募集に応募する
履歴書や職務経歴書の作成が終わったら、担当エージェントが推薦文を添えて、応募先に書類の提出を行ってくれます。
担当エージェントの協力であなた自身の希望と魅力が伝わる書類提出が行えることで、信頼が得られる書類を求人もとに提出することができます。
面接対策を受ける
面接は、希望する日時を担当エージェントに伝えることで求人先と調整をしてくれます。
また、転職コンサルタントから面接対策のアドバイスを受けることも可能です。
面接当日は転職コンサルタントのアドバイスに沿って自己アピールを行います。面接に不安がある方は面接同行のサポートを受けることも可能なので担当エージェントに相談してみましょう。
内定
面接が合格であれば、自宅に内定通知書が届きます。内定後は担当エージェントが内定先と給料の交渉などをすすめてくれます。
内定先との条件交渉は、個人では言いにくいことも多々あります。しかし、担当エージェントのサポートを受けることによって、代理で交渉をすすめてくれるので、気になる要望があれば担当エージェントに交渉が可能かどうかを尋ねてみましょう。
退職サポートを受ける
現在勤務しているのであれば、退職サポートを受けることが可能です。退職サポートでは退職時に必要な書類作成や手続きのサポートを依頼することも可能です。サポート内容は事前に確認して退職準備を進めましょう。
シニア世代が利用しやすいおすすめ転職サイト
転職サイトは複数サイトの登録が絶対におすすめです。理由は機会損失や転職に失敗すると時間の面でも損につながるからです。
複数登録の主なメリットは次の2点
- 相性の悪い担当エージェントを回避するため
- 多くの求人から転職先を選ぶため
上記に妥協しない事が重要です。
また、「転職時期は限られる」「転職に要する時間」のリスク分散にもつながります。
転職で失敗しないためにシニア世代や高齢の方でも利用しやすいおすすめの転職サイトを3つご紹介します。
介護ワーカー
介護ワーカーは3年連続で楽天リサーチ支持率No.1を獲得している優良な介護職専門の転職サポートです。
介護ワーカーの特徴は下記です。
- 介護職から支持率No.1の実績
- 求人数が約90,000件で豊富
- 検索機能が充実
- メールで求人情報が届く
- 年収交渉で頼りになる
介護ワーカーは介護専門の業界特化型の転職エージェントであり、担当アドバイザーに面接の日程調整や面接同行、書類の記載サポートなどを依頼でき、充実したサポートで転職に集中することが出来ます。
年間転職成功実績は10,000件と転職サポートを裏付ける結果を出しているので、介護転職業界トップレベルのサポートを受けることが可能です。
\シニアの方も安心して利用できる介護ワーカーはこちらから!/
ケアジョブ
ケアジョブは介護転職専門の転職サイト。入職前から入職後までを完全フォローが完全無料で安心!
ケアジョブの特徴は下記です。
- 介護転職専門の転職サイト
- 全国の掲載求人数は70,000件超え
- 職業紹介優良事業者として認定済み
- 優良事業者認定済みで個人情報が守られる
- 求人掲載数と対応職種が豊富
- 担当者と転職相談が出来る
ケアジョブは、転職に関わる情報の安全性を重視した求人サイトです。
派遣やパート、アルバイトなど幅広い求人を取り揃えているので働ける勤務条件も豊富。
エントリーから入職後まで一気通貫して完全無料で手厚く支援してくれます。
自分に合った職場を見つけられる、転職カウンセリングも無料で受けることが出来ます。まずはカウンセリングを受けてから転職を検討することをおすすめします。
\ケアジョブはセカンドキャリアの方も安心して利用できます!/
マイナビ介護職
大手マイナビが運営する転職サイト。転職に関する交渉やサポートが充実!
マイナビ介護職の特徴は下記です。
- 介護職転職エージェント認知度 No.1
- 全国の掲載求人数は64,000件超え
- 非公開求人が4割以上と豊富
- 給与条件に合わせた求人検索と交渉も可能
- 面接同行・書類添削のサポートが可能
- 退職・入社後のサポートも可能
マイナビ介護職は、大手企業の介護に特化した転職エージェントです。
セカンドキャリアでも希望する転職先が見つかりやすいサイトです。
また、履歴書や職務経歴書の書類の作成サポートが充実。
退職や就職後の手続きサポートにも応じてくれます。
登録は1分でとても簡単。転職を成功させたいのであれば登録必須。
\手厚い転職サポートを求めるならマイナビ介護職の利用は必須です!/
介護士は何歳まで働ける?【雇用実態から転職方法までを解説!】【まとめ】
介護士は何歳まで働けるのか?についての「まとめ」をおさらいします。
- 定年後はセカンドキャリアとして介護職で働く方が増えている
- 50代以上で働く介護士は多くシニアの方もなじみやすい職場が多い
- 介護士に転職するなら転職エージェントのサポートを無料で受ける
介護職は多くの人生経験を持った50代以上の方にとって働きやすく、やりがいある仕事です。
介護士として体力的に不安を感じる方がいるのも事実ですが、仕事の役割分担を行えば問題ありません。
シニア世代には「コミュニケーション能力」「人生経験」「社会経験」といった強みを持った方が多くいます。
私は実際にシニアの方と一緒に仕事をしてきましたが、その人生経験から心の支えになってくれた方が大勢います。
介護職では人間関係の問題があると言われますが、若い世代の方のコミュニケーション不足をシニア世代の方が無意識にフォローしてくれる存在であることは事実です。
介護職は一度働くと魅力ある仕事であることは間違いありません。
転職に迷っているのであれば、転職エージェントに登録して転職相談を受けてみましょう。