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介護職から他職種に転職するメリットってある?
介護職から他の職種に転職するイメージがわかない
介護職からの転職選びで目移りする中「介護職は体力的にきついし夜勤の仕事は自分に合ってないかもしれない…。」と考える事はありませんか?
私も介護職で20年以上働いていますが、このように考えて他職種を調べて転職を考えたことがあります。
この記事では、私が実際に介護職からの職種転職を考えた経験を踏まえ、介護職から他職種へ転職を考える際に絶対に抑えるべきポイントについて解説します。
また、介護職に留まるべきか迷っている方も、この記事を読んでいただければ転職への考えを整理することができるので、転職の判断の参考にしてください。
介護職から転職したいと考える理由
介護職で転職を考える方には様々な理由があります。
「令和3年度介護労働実態調査」の前職をやめた理由は以下の表のようになっています。
上記の理由も含め、介護職から転職を考える理由を5つご紹介します。
- 人間関係に不満がある
- 将来の見通しに不安を感じた
- 収入に不満があるから
- 休みを取りにくい
- 体力的に負担がある
それぞれ順番に解説します。
人間関係に不満がある
介護現場では職員や利用者間でストレスが生じ、人間関係にトラブルに発展することもあります。
人間関係にストレスを感じる職種は沢山あるかもしれませんが、介護職では人との接点が多く、職員間で連携して業務を行うため、人間関係にストレスを感じやすい職種かもしれません。
職員や利用者とうまくコミュニケーションを行いながら信頼関係を構築できる方は問題ありませんが、人付き合いが得意ではない人はストレスを感じやすいでしょう。
将来の見通しに不安を感じた
定期昇給や評価制度を期待して、仕事に熱心に取り組んだり、スキルアップによる手当を期待して資格の取得をしたものの、明確なキャリアアップの制度や評価制度を設けていない職場もあるようです。
仕事に向き合った事を評価しない職場を選んでしまうと、将来の見通しが立たず不安を抱えてしまいます。
明確な評価基準を設けていない職場には人材の定着が悪く、見直しを行っていない一部の介護職では離職率の高い職場もあるようです。
収入に不満があるから
介護職の中には仕事量の割に報酬が少ない職場があります。
すべての職場がそうではありませんが、短期間で離職の多い職場は、資格取得や勤務態度を評価していない職場もあります。
職員を評価していない職場ではスキルアップや仕事に向き合う意欲につながらず職場環境で不満を抱えがちです。
年収が少ないと私生活の充実や家族を支えることに不安を感じるので、こうした施設では職員の離職傾向が高いと言えます。
休みを取りにくい
介護職はシフト制で勤務する職場が多く、休み希望を調整して勤務を決めていきます。
そのため、休み希望を出すと他の職員に影響があるので言いにくいと感じる人も多くいるようです。
職員間で協力して公平に休みを取れる職場なら問題ないですが、人手不足や多忙さから休み希望を出しにくい職場では、他の職員に遠慮して休みを言い出せない人もいるでしょう。
体力的に負担がある
介護職では身体への負担が多い業務も存在します。
介護技術を習得することで、身体への負担を軽減して働くこともできますが、変則的なシフトや夜勤業務で体力的に負担が集中することもあるでしょう。
なかでも、介護技術が未熟であったり、足腰や膝に持病を持っている方、体力に自信がない方で体調を崩す方もいます。
人間関係にお困りの方は介護士の悩みは人間関係にある?職場でのストレス対処法の記事が参考になります。
出典:「令和3年度介護労働実態調査」
介護職から転職する職種の選択肢は4つ
前章のように、転職理由は仕事環境によって様々です。
介護業界にはやりがいを求めて求職者もいます。しかし、転職理由には収入面を考えて転職を決断する人がいることも事実。
そこで、何を重視して転職に踏み切るべきか見極めることが重要です。
転職で重視したい考え方を4つの視点で説明するので自分に当てはめて少し考えてみてください。
- 介護を含め福祉業界で働き続けたいと思っている
- 介護業界と似た職種に就きたい
- 介護業界での経験を活かせる転職で一般職を探す
- 介護と全く関係ない業界に転職したい
介護を含め福祉業界で働き続けたいと思っている
介護職に魅力を感じ、やりがいを感じているのであれば、同じ職種でスキルアップや収入アップを見込んで、自分の求める職場や介護職種を探す事ができます。
介護業界には様々な職種が存在し、同じ職種であってもキャリアアップや待遇面を変えるために自分の働きやすい職場を探すことは可能です。
転職を考える理由を整理し、介護施設の職員や養成施設の教員、介護支援専門員を目指すなど今までのスキルを活かしながらの転職を目指せます。
介護業界と似た職種に就きたい
介護職からの転職で介護職以外の仕事を目指す方もいるでしょう。
介護職は人との関わりが重視されるサービス業です。
介護業界で得た知識や技術は他のサービス業でも活かすことができる可能性は十分あります。
人と円滑にコミュニケーションをとり、信頼関係を構築しながら相手の考えを理解することに長けた介護士であれば、接遇への配慮を重視する仕事が適切です。
転職活動の際は、今までの仕事内容や実績をアピールすることを忘れないようにしましょう。
介護職から転職で経験を活かし一般職を探す
介護職からの転職を考える方の中には、福祉業界とは関係のない他業種への転職を考える方もいるでしょう。
介護関係の資格を保有していても、福祉業界への転職でなければ活かすことはできませんが、介護で得た配慮や経験は他業種であっても活かすことができます。
また、新たな職種に挑戦することで新鮮な気持ちで取り組むことが出来るでしょう。
介護職と全く関係ない業界に転職したい
介護業界に勤めていたものの、全く違う仕事をしたいと考える人もいるでしょう。
介護業界に転職してくる方には、全くの異業種から転職してくる方もいるので、その逆もあるのは当然です。
介護職から全く違う業種に転職したい方は、挑戦心と向上心を持って挑みましょう。
新たなことに挑戦することは、自分の可能性や応用力を伸ばす良い機会になります。
介護職から転職でおすすめできる介護職種
介護業界には多数の職種がありますが、その中でよくある転職先の職業を5つご紹介します。
- 介護支援専門員(ケアマネージャー)
- 介護の養成施設や福祉系の学校教員
- サービス提供責任者
- 生活相談員
- 福祉用具専門相談員
それぞれ順番に解説します。
介護支援専門員(ケアマネージャー)
介護支援専門員は、要介護認定を受けた高齢者が介護サービスを利用するために必要となるサービス計画書(ケアプラン)を作成する専門職です。
介護支援専門員になるためには介護支援員実務研修受講試験(年に1回実施)に合格する必要がありますが、受講用件には介護資格や実務経験などを要します。
スキルアップのために受験する方も多くいる人気のある職種です。
介護知識の知見を広げたい方におすすめの専門職種です。
介護の養成施設や福祉系の学校教員
介護教員の受講用件は介護福祉士養成校の専任講師や初任者研修修了・実務者研修の講師など介護福祉士等の資格要件を満たせば応募できます。
介護職での経験を活かしながら、現場以外で働きたい方にはおすすめの職種です。
介護教員として3年以上の専任教員経験を積むことで教務主任を目指すことも可能です。
サービス提供責任者
サービス提供責任者は訪問介護事業所の責任者です。
サービス提供責任者は訪問介護員(ホームヘルパー)の業務調整やシフト作成、訪問介護計画書の作成を行い、ケアマネージャーと連携しながら訪問介護サービスを提供するための連絡調整などを行います。
サービス提供責任者になるための資格はありませんが、下記のいずれかの資格要件を満たせば仕事に就けます。
- 介護福祉士
- 実務者研修修了者
- 介護職員初任者研修修了者であって、3年以上介護等の業務に従事した経験を有する者
- 介護職員基礎研修課程修了者(旧課程)
- ホームヘルパー1級課程修了者(旧課程)
- ホームヘルパー2級課程修了者であって、3年以上介護等の業務に従事した経験を有するもの(旧課程)
サービス提供責任者の仕事を経験することで広い知見を得ることが可能です。介護職ではスキルアップにつながる職種です。
生活相談員
生活相談員は介護施設での相談業務を担当します。
主な業務は、介護サービスの契約やケアマネージャーとの連携などでサービス提供につなげます。
施設によって、介護事務を相談員が請け負う施設もあります。仕事は事務作業が主です。
生活相談員に就くための資格要件は下記の3つが社会福祉士法で定められています。
- 社会福祉主事任用資格
- 社会福祉士
- 精神保健福祉士
上記の要件の他に、自治体によって下記の3つが定められています。
- 介護福祉士
- 介護支援専門員(ケアマネージャー)
- 一定の実務経験
自治体によって資格要件や実務経験が違うので詳細は自治体か介護事業所にお問い合わせください。
福祉用具専門相談員
福祉用具専門相談員は福祉用具貸与事業所や福祉用具販売店で主に勤務します。
福祉貸与事業所では福祉用具専門相談員2名の配置が義務付けられています。
公的資格である福祉用具専門相談員資格は福祉用具専門相談員指定講習の修了と修了評価の合格が必要です。
福祉用具専門相談員資格の受講資格は設けられていないため、介護未経験の方でも受講できます。
すでに下記の資格をお持ちの方は福祉用具専門相談員として勤務することが可能です。
- 介護福祉士
- 保健師、看護師
- 准看護師、理学療法士
- 作業療法士
- 社会福祉士
- 義肢装具士
介護職から転職で介護職種と良く似た職業
介護職からの転職で介護業界に良く似た職業を4つご紹介します。
- 看護師
- 看護助手
- リハビリ職
- 保育士・保育補助
看護師
介護士は看護師と協力して働く場面も多く、看護師の仕事に興味を持つことで看護資格を目指す方もいます。
介護職で培ったスキルは看護師になっても活かせる可能性が高く、患者や利用者の方と接してきたコミュニケーションスキルも活かされます。
看護師は介護士と比較して収入面で安定する魅力がありますし、昇給も安定的に実施されることが多いため、将来への不安解消にもつながるでしょう。
看護師の資格取得方法は幾つかありますが、主な取得方法は高校卒業後に専門学校に3年間通い、看護師国家試験に合格する方法があります。
その他の取得方法として、働きながら学校に通って資格取得を目指す方法です。
働きながら資格取得を目指すので、看護助手などの仕事をしながら学校に通う方が多いようです。
看護師の資格取得は決して簡単ではないので、十分に準備を整えて挑みましょう。
看護助手
介護職から転職しやすい職種として看護助手という選択があります。
看護助手には資格がなく、看護師資格がないので医療行為を行うことができません。主に看護師の仕事をサポートする生活介助の役割として活躍します。
医療行為以外で生活に必要なサポートを行う職種であり、これまでの介護業務で得たスキルを活かせる職種です。
介護業務と似た業務が主なので、介護現場と比較して働きやすいと感じるでしょう。
就業時間は病院によって異なるので、業務内容と仕事時間に不満がなければ働きやすいと感じるかもしれません。
リハビリ職
リハビリ職には「理学療法士」「作業療法士」「言語聴覚士」などの資格がありますが、下記では、「理学療法士」「作業療法士」についてご紹介します。
理学療法士
理学療法士とは、病気やケガなどで身体が思うように動かない方を対象に「歩く」「立つ」「座る」「寝る」などの基本的生活動作の回復や維持を目的にリハビリテーションを行います。
生活動作のサポートを行う介護職と似ている部分もあり、専門性が高い職種ではありますが、需要の高い職業です。
作業療法士
作業療法士とは、日常生活で必要な「食事」「料理」「字を書く」など応用的動作能力や就学、就労といった社会適応能力の維持や改善を目的としたリハビリテーションを行います。
こころのリハビリテーションを目的としている側面もあり、主に精神科病院などで働く作業療法士が多いことも特徴の1つです。
保育士・保育補助
保育士や保育補助の仕事は人のお世話をする観点で介護業務とよく似た職業です。
介護職員で元保育士の方も多く、人に貢献する仕事にやりがいを感じる人は、保育士として働く事に大きな違和感はないでしょう。
保育士として働くためには年に2回行われる保育士国家試験に合格する必要があります。
保育士の資格取得には全9科目の受験が必要ですが、介護福祉士の資格を持っている方は「社会的養護」「社会福祉」「子ども家庭福祉」の3科目の筆記試験が免除されます。
一方、保育補助は保育士の資格がなくても働けます。保育士と比べて、できる仕事の範囲が狭くはなりますが、とてもやりがいのある仕事です。
介護職から転職でこれまでの経験を活かせる職種
介護での経験を活かせる職種として下記の3つの職種をご紹介します。
- 営業職
- 医療事務
- 介護タクシー
それぞれ順番に解説します。
営業職
営業職は未経験でも挑戦できる仕事です。
介護職から転職するかたにとって営業職は働きやすい選択肢となるでしょう。
介護職のほとんどは勤務に応じて収入が一定ですが、営業職はノルマ達成の成果報酬制度を設けている職場もあります。
ノルマを達成することで成果につなげることができるので、収入アップを狙うことができます。
医療事務
医療事務は介護経験を活かして働くことができる職種です。
事務職として勤務時間は一定で働くことができる職種ですし、介護職で働いていたものの「決められた時間に働きたい」「体力面で事務職が向いている」と感じた人におすすめの職種です。
介護職の経験を活かして医療事務として働く例として、医療施設で老人保健施設などを併設している職場では介護報酬を取り扱う事務仕事も行っているので、介護に精通した経験を活かせるでしょう。
介護タクシー
介護タクシーとは、「介護タクシー」と「介護保険タクシー」の総称です。
介護保険タクシーであれば、介護保険の要支援1.2の方は利用できませんが、要介護1〜5の方は介護保険で利用できます。
介護保険で介護タクシーを利用する方の中には、通常のタクシーや福祉タクシー(車いす対応)などでは移動できない身体状況の方がいます。
主な利用方法は、事前に介護支援専門員に介護タクシーの利用を相談し介護計画に沿って介護タクシーを利用を手配します。
例えば、病院からの転院や通院、選挙の投票など通常の車椅子では移動できない方などに利用されることが多いでしょう。
介護職から転職でおすすめの異業種
介護業界とは関係ない異業種の転職先として下記の3つの職種をご紹介します。
- 製造業
- 接客業
- IT関係
製造業
介護業界で人間関係が不得意と感じ、人と交わる仕事が自分には合っていないと感じた方は製造業に向いているかもしれません。
製造業は介護職とは違い、人と関わらない職種を探している人におすすめの職種です。
工場での勤務は人と話す機会が少ないことから、黙々と仕事をこなします。
職場によって勤務時間が変わりますが、決まった時間で働くことがほとんどです。
製造業には様々な形態があるため、就業時間や報酬は職場によって様々です。
求人もじっくり探せばそこそこ見つかるので気になる方は調べてみると良いでしょう。
接客業
飲食業やアパレル業界などお客さんと接する機会の多い接客業は、介護業界で培ったコミュニケーションスキルを活かした働き方ができる仕事の1つです。
接客業はお客さんが日々変わるので、人と密接に関わる介護業界と比較すると人間関係のストレスが少ない仕事かもしれません。
介護の仕事で配慮するスキルを持っている介護士であれば、接客業として安心して働くことができるでしょう。
接客業はシフト制であることが多く、土日出勤をする可能性がありますが、日中の仕事が主なので予定を組みやすい働き方と言えます。
接客業の求人は業種が多岐であり、豊富な求人から選ぶことが可能です。
アパレル業界を選ぶのであれば大手の企業を選択することで倒産のリスクも少ないので安定して仕事を続けることができるでしょう。
IT関係
IT業界の仕事は、今後もますます需要が伸びる分野です。
知識がない方でも、コツコツとスキルを身につけていく事が可能な分野です。
仕事に特化した知識を身につけ、スキルアップをすることで安定して働き続けられる魅力があります。
IT業界の仕事は介護業界とは全く異なる分野であり、仕事の見通しに不安を感じる方もいるかもしれませんが、技術の習得は通信教育などでITスキルを学ぶことが可能です。
スクールに通うことで、技術の習得から仕事の斡旋までサポートを行ってくれるところもあります。
介護職から転職する年代別の考え方
転職を考えた際に、年齢別でどのような点に注意すべきか3つご紹介します。
【年代別転職適性表】
年代 | 難易度 | ポイント |
40代 | 高い | これまでの実績を活かした経験がアピールポイント |
30代 | 普通 | 20代の経験を踏まえて今後のビジョンを伝えられるかが鍵 |
20代 | 低い | 今後の伸びしろがあるためやる気や熱意をアピール |
20代で介護職から転職する方法
20代は介護職から様々な業種や職種に転職できます。
採用担当者が、20代の転職者に求める点として、やる気や熱意を見極めている傾向があります。
20代であれば既卒や第二新卒枠への募集をかけている企業も多くみられるでしょう。
30代で介護職から転職する方法
30代での転職は20代の転職者と比較して転職へのハードルがやや高くなります。
30代の転職者は即戦力の人材かどうかを重要視されるので、自己PRや志望動機、転職理由など、自分の強みを採用担当者に印象良く伝える準備が必要です。
また、転職条件にこだわりたい30代は、転職するタイミングに余裕を持って求人情報をチェックしておきましょう。
40代で介護職から転職する方法
40代以上の転職であれば、今までのスキルや経験が活かせる転職がおすすめです。
しかし、介護職での経験を活かした転職であれば一般職でも採用される可能性はあります。
40代で転職する方は、転職者も求人先もお互いに条件がシビアになる傾向があるため、ミスマッチを回避するためにも、転職エージェントなどを利用してアドバイスを受ける事で転職を成功させましょう。
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介護職から転職するタイミング
介護職から転職を考えた場合、転職に踏み出すタイミングは重要です。
では、転職に踏み出す「現状を改善しよう」と転職を考え始める理由にはどのようなタイミングがあるのでしょうか?
転職を考える理由として最も多いタイミングは下記の3つです。
- ライフステージが変化した時
- 職場の人間関係が悪化した時
- スキルアップを考えた時
それぞれ順番に解説します。
ライフステージが変化した時
介護職に就いている男女間の割合は男性より女性の方が多いです。
女性は、結婚、妊娠、出産などライフステージの変化があるため、離職、転職、再就職などの機会が男性に比べて多い傾向にあります。
そのため、ライフステージに合わせて勤務時間を重視した働き方や、収入面を重視した働き方など就業先を変えていく傾向があります。
職場の人間関係が悪化した時
どの職種でも人間関係が悪化することがあるように、介護職でも人間関係の悪化が理由で離職する方はいます。
介護の仕事は職員間で連携して業務を行うことが多く、人間関係が悪化すると業務に支障をきたしストレスを感じやすい状況に陥りがちです。
職員間で連携がうまく取れず、人間関係の修復ができない状況が続くことで仕事を変えようとする方もいます。
スキルアップを考えた時
スキルアップは資格取得だけが方法ではありません。
自分の経験値が蓄積しない職場や、いつまでたっても役職のチャンスがこない職場で仕事を続けても将来に不安を感じるでしょう。
このような状況の中、現職を続けながらでも、収入アップや役職の経験が積める職場を探す方はいます。
実際に転職をするかどうかは条件の良いところが見つかってから考えればいいので、自分にとって良い転職先があるかどうか、日頃から転職条件を確認することが重要です。
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介護職から転職する前にすべきこと
転職するのであれば良い結果に結び付けたいと誰しも考えます。
ですが、転職前に何から考えれば良いか迷ってしまう気持ちも分かります。
しかし、転職への取り組み方を整理しないと、転職後に後悔する結果を招くかもしれません。
そこで、下記でご紹介する5つのポイントを抑えるだけでも、他の転職者よりスムーズかつ有利に転職を進めることができます。
- 転職の理由を整理しておく
- 転職の条件を決める
- 転職サイトを有効に活用する
- 周りの力も借りる
- 転職先が決まってから退職する
それぞれ順番に解説します。
転職の理由を整理しておく
転職の場面では、転職理由を尋ねられることは多く、転職する理由をしっかり説明できるようにしておくことは重要です。
なぜなら、面接で必ずといっていいほど尋ねられる可能性が高いからです。
転職理由は人それぞれですが、デリケートな質問になるので採用担当者にマイナスイメージと受け取られる印象を与える可能性があります。
だからこそ、転職理由は明確に書き出して、マイナスの印象を与えないように、転職理由は整理しておきましょう。
転職の条件を決める
転職理由の整理がついたら、転職条件は何を重要視したいのか?を整理しておきましょう。
転職条件には給与面や役職などの条件面など、様々な理由が考えられますが、すべての条件を満たす求人が見つかるとは限りません。
人間関係や働きやすさなどを重視したい時は、職場見学などを希望するのも有効ですし、給与面が気になるのであれば条件交渉なども視野に入れて求人検索をすると良いでしょう。
条件交渉が一人では困難だと感じた場合は転職サイトを利用することも視野に入れましょう。
転職サイトを有効に活用する
転職で求人先を比較する際、転職経験が少ない人にとって求人条件の比較は難しい問題です。
独自で条件を調べて転職先の条件を比較するだけでは、求人先の離職率等の情報収集や条件交渉が上手くいかず、思ってもみない転職結果となることも考えられるでしょう。
しかし、転職エージェントなどを利用することで、細かい情報収集や条件交渉など転職へのサポートを受けることが可能です。
転職エージェントからの転職情報を参考に、エージェントを通して条件交渉をしてもらうことで有利な転職結果につながる可能性はあります。
転職エージェントに登録しても必ず転職する必要はありません。
転職が少しでも気になる方は求人情報を確認することから始めてみましょう。
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周りの力も借りる
転職に踏み切る際、金銭面や転職活動にかかる時間の捻出など自分の力だけではハードルが高いと諦めてしまう方もいるでしょう。
転職に必要となる手続きの準備や、わからないことを調べる時間捻出など、転職には多くの事務手続きや準備が必要です。
個人での転職活動は、現職の仕事の休日を使って活動をすることになるので、思ったより大変な作業となります。
しかし、転職をスマートに実現している方の多くは転職時に転職エージェントなどを利用し、面倒な事務手続きや、履歴書の作成などサポートを受けているケースが多々みられます。
また、転職エージェントを利用しつつ、自分の周りの協力を受けるなど、転職に集中できるためのサポートを受けることも転職成功の秘訣です。
志望動機の書き方がわからない方は介護士転職の志望動機の書き方でコツや注意点も解説【例文あり】の記事も参考にしてください。
転職を考えて履歴書の書き方がわからない方は介護士転職の履歴書の書き方【見本】の記事も参考にしてください。
転職先が決まってから退職する
転職で悩んでいる方の中に、勤務先への不満などを理由に仕事を辞めてから転職活動をする方がいます。
しかし、転職活動では転職先が見つかるまで退職をしてはいけません。
なぜなら、仕事を辞めた状況だと経済的理由や仕事が見つからない不安などで「早く仕事を見つけたい」と焦りが出てしまい、条件の悪い求人で妥協する可能性があるからです。
良い転職を目指すには、自分の求める転職条件を洗い出し、条件を満たす求人をじっくり探すことが大切です。
良い転職を実現するために、転職活動は転職先が決まってから退職するようにしましょう。
介護職で得た長所を転職に利用する
転職では自分のスキルをアピールすることがとても重要でとなります。
介護未経験の転職者であっても、今まで仕事で習得したスキルや実績、長所などをアピールすることは十分可能です。
ここで大切なのは、「何を伝えたのか?」よりも「どのように伝わったのか?」と言うことです。
採用担当者に自分の長所を好印象に受け取ってもらうためにアピールすべきポイントは以下の4つです。
- コミュニケーションスキル
- 協調性
- 忍耐力
- 向上心
それぞれ順番に解説します。
コミュニケーションスキル
コミュニケーションスキルは介護職以外でも必須のスキルです。
特に営業職や接客業などの職種では介護職で得たスキルを活かすことができます。
「幅広い年齢層の方と関わってきた」などを伝えた上で、「だからこそ幅広い年齢層に合わせた会話は得意である」など様々なタイプの人とコミュケーションをとってきた経験など、自分の対応能力を伝える事で協調性や接客スキルをアピールできます。
協調性
介護業務では、様々な職種の方と積極的に連携をとることが重要であり協調性をもって業務を行ってきた経験を伝えた上で、サービス内容や援助内容を利用者や家族の方に納得していただけるようにコミュニケーションを心掛けてきた実績などをアピールしましょう。
「職場で協力しながら働ける人材」と評価してもらうためは、協調性をアピールすることは重要なので、協調性をアピールできるエピソードがあれば、印象に注意して積極的にアピールしましょう。
忍耐力
介護職は一般的に夜勤もこなし、体力が必要となる「ハードな仕事」と認識されています。
だからこそ、忍耐力のある人材だとアピールできます。
前職でハードな勤務を続けてきたことや、人手が足りない中で業務を乗り切った経験などをアピールすることで「忍耐力があり退職しにくい人材」と印象付ける事ができます。
注意点として「大変だったから転職を考えた」と採用担当者に伝わった場合、逆に印象が悪くなるので伝え方には配慮しておきましょう。
向上心
採用担当者には、前職から転職に至った理由より「向上心を持って転職を決断した」という向上心をもって転職を考えている理由を求めています。
転職に踏み切る理由を伝える際に、前職で上手くいかなかったことや人間関係に問題があったなど転職理由だけを伝える方もいますが、それは良くありません。
前職での問題を伝えたくなる気持ちはわかりますが、これを話してしまうと印象は最悪になってしまう可能性があります。
しかし、向上心は事前にどのように伝えるべきか考えておかないと即座に答えにくいものです。
一例として、「御社で働く環境を一新し、新たな気持ちで資格取得に努めたい」や「前職では役職のポストが埋まっており、御社で重要な仕事が担えるように仕事に努めたい」など向上心をどのように伝えるべきかよく考えておきましょう。
介護職から転職する注意点
転職に踏み切る理由について述べてきましたが、この章では介護職から転職する際に注意すべき点をご紹介します。
おさえるべき注意点は下記の3つです。
- 介護士としての経験が評価されにくいことがある
- 転職選びで待遇の相場がわからない
- 介護職求人より一般職の求人は少ない
それぞれ順番に解説します。
介護士としての経験が評価されにくいことがある
介護職は一般職とは違って特殊な仕事と言えます。
ビジネスマナーや電話対応、事務文書の作成など、一般職では当たり前の業務内容も介護職では経験する機会がほとんどなく、介護職でのスキルや経験がそのまま活かされる業種は少ないため、介護職での実績が評価されにくいのが現状です。
ただし、介護職として培ったコミュニケーション能力や忍耐力などは一般職に転職しても評価してもらえる可能性はあります。
求人先の採用担当者も介護職の仕事内容がどのようなものかわからない方も多く、自分から積極的に求人先で活かせる経験実績をアピールする事が重要です。
転職選びで待遇の相場がわからない
介護職からの転職者の悩みの一つとして、転職先が介護業界や一般職のどちらであっても、給与の違いや残業の有無、福利厚生のあり方など、求人情報だけでは待遇面の良し悪しを判断しにくい事が悩みとして挙げられます。
個人で動く転職の場合、残業の有るなしなど、自分で情報を集めても有効な情報はほとんど集まりませんが、少ない情報を頼りに判断するしかないのが現状です。
求人先との面談で尋ねることは可能ですが、事前に判断することが難しく、求人先と面談の段階までいかないと、具体的な条件確認や条件交渉ができないデメリットがあります。
これでは、求人先の条件が仕事に見合ったものか判断に困ります。
ですが、唯一事前に情報を集める有効な方法として、転職エージェントを利用することが最善の選択肢かもしれません。
介護職求人より一般職の求人は少ない
介護業界では、近年の高齢化事情により介護人材の需要が伸びています。
一方、一般職の求人は介護求人と比較して求人件数は少ない傾向にあり、一般職での求人に応募する際は、求人の出る時期も考慮しながら求人を探す必要があります。
一般職の求人が少ないということは、有効求人倍率が低下し転職に苦労する可能性があるでしょう。
一般職の求人を探すには転職サイトを利用することをお勧めします。
また、良い転職を果たしたいのであれば、前もって求人案件をリサーチすることが重要です。
介護職から介護以外の職種に転職するメリット
介護職から介護以外の職種に転職するメリットは何?と疑問を持つ方もいるでしょう。
介護職から介護職以外に転職するメリットには次の3つが挙げられます。
- 新しい経験ができる
- 不規則な生活ではなくなる
- 人間関係が楽になった
それぞれ順番に解説します。
新しい経験ができる
介護業務は主に限られた場所と人材で、毎日一定の業務を行うため、日々の業務に変化が起こりにくく、新たな経験をする機会が少ない職種です。
そのため、介護職から新たな経験を求め「仕事に変化がある働き方がしたい」と感じる方や、介護業界より人間関係の少ない職種を求めて「もっと一定の仕事で単純作業の方が働きやすい」と感じる方もいるでしょう。
介護職だけを経験している方にとって、一般職を経験することは自分に合った仕事を見つけるチャンスにつながるかもしれません。
不規則な生活ではなくなる
介護職で施設勤務などの仕事はシフト制で夜勤業務もあり不規則な時間に働くことが多い仕事です。
介護職に勤めて不規則な勤務を続ける中で、体調不良が起こりやすくなった方は、日中だけ勤務する介護職か一般職を目指す方が、体調に不安を感じて働き続けなくてもいいので働きやすい可能性が高いです。
仕事をする上で体調が整うかどうかは、安定して仕事を続けるためにも重要です。
介護職で頻繁に体調を崩したり、疲れが続いて休日もリフレッシュできない状態が続いているのであれば、大きな体調不良を起こす前に自分の体調を第一に働きやすい職種への転職を検討した方が良いかもしれません。
人間関係が楽になった
職場での人間関係は、どの職種でも多少の問題は抱えるものです。
しかし、介護職の人間関係で慢性的にストレスを抱えているのであれば、無理を続けて働き続けるのもよくありません。
一旦悪化した人間関係は時間をかけても解決することが難しく、職場を変えることが唯一の解決手段となっているケースも多く存在します。
転職を考え、求人先の人間関係が気になる方は転職エージェントや転職サイトを利用して求人先の離職情報や施設見学への同行を依頼することもできるので、不安がある方は転職エージェントのアドバイザーに転職サポートを依頼してみましょう。
介護職から一般職に転職するデメリット
介護職から一般職に転職して良かったと感じている方がいる一方、転職をすることがデメリットにつながったという人もいます。
一般職に転職して感じるデメリットには下記の3つが挙げられます。
- 介護福祉士としてのキャリアにブランクができる
- 人に感謝される機会が減る
- 介護職より仕事環境が良くなるとは限らない
それぞれ順番に解説します。
介護福祉士としてのキャリアにブランクができる
介護職から一般職に挑戦することは、今後の働き方を判断するために重要なチャレンジになります。
一方、一般職から介護職に戻ってきてブランクを作った場合「介護職に一旦見切りをつけた」と負い目を感じて復帰しにくいと感じてしまうかもしれません。
一般職への転職は自分の可能性にチャレンジしたと思い、今後介護職に戻る可能性があると感じていてもブランクを気負わないことが大切です。
人に感謝される機会が減る
介護職は日常的に「ありがとう」と感謝される機会が多い職種です。
仕事で感謝されることがモチベーションとなり介護の仕事にやりがいを感じる人も多いはずです。
しかし、一般職では介護職のように毎日感謝を受けられる仕事も少ないため、なんとなく寂しいと感じてしまうでしょう。
介護職より仕事環境が良くなるとは限らない
介護職から一般職に転職した理由は様々だと思いますが、転職したからといって、転職をするきっかけの問題解決につながらない事も考えられます。
特に、転職先の情報収集をしっかりしていないと「転職したのに想像と違った」と後悔する可能性が出てくるので、情報収集は怠らないようにしましょう。
転職でのミスマッチに不安を感じる方は転職エージェントの利用が無難かもしれません。
おすすめの転職サイト3選
介護職に留まるか迷う方は、現在の収入が「割高」か「割安」なのか判断できない方もいるのではないでしょうか?
介護業界でも、報酬の見直しや最低賃金の上昇などの影響で給与は上昇していますが、給与体系が見直されてない施設も中には存在します。
現在の給与が気になる方や求人が気になる方は転職サイトに登録して求人検索をしてみてみましょう。
介護ワーカー
介護ワーカーは、介護職専門の転職サイトです。全国の介護職求人を掲載しており、自分の希望や条件に合った仕事を探すことができます。
- 求人数が多く非公開求人も豊富
- 担当のコンサルタントの質が良い
- 全国に求人がある
- 年収アップの見込がある
- 介護施設の情報量が豊富
レバウェル介護(旧:きらケア)
レバウェル介護は、福祉・介護の仕事を探す方のための転職サイトです。求人だけでなく、キャリアアップのための情報も提供しています。
- 口コミ総合評価No.1の実績
- 無料で資格を取れる
- 時短勤務や正社員雇用対応実績あり
かいご畑
かいご畑は、介護福祉士の転職やキャリアアップをサポートする転職サイトです。給与や待遇、職場の雰囲気など、詳細な情報を掲載しています。
- 運営会社が福祉系に強い
- 無資格・未経験で利用できる
- キャリアアップ応援制度あり
上記以外の転職サービスも気になる方は介護士転職エージェントランキングの記事も参考にしてください。
介護士の働き方の実態
介護からの転職を考えている方でも、近年の介護職の就労状況が気になる方もいるのではないでしょうか?
介護士の働き方の実態について「介護労働者の就業実態と就業意識調査」を参考に就労状況を確認してみましょう。
調査した実態調査は下記の4つです。
- 雇用形態
- 介護士の時給
- 1週間の労働時間
- 勤続年数
それぞれ順番に解説します。
雇用形態
介護職員全体の雇用形態で1番多いのは無期雇用職員(正社員など)で71.8%でした。続いて有期雇用職員(パートや契約社員など)は26.1%で無回答が2.1%です。
このデータから介護職では約7割の方が正規雇用されていることがわかります。
一方、派遣社員にも多い有期雇用職員は3割弱となっています。
派遣社員の雇用について詳しく知りたい方は介護士派遣会社おすすめランキング5選|介護士20年の知見で比較解説を参考にしてください。
出典:令和3年度 厚生労働省「介護労働者の就業実態と就業意識調査」
介護士の時給
例えば、介護派遣の平均時給(令和5年7月現在)は1,475円(引用:求人ボックス給料ナビ)です。
上記の時給は全国の時給平均になりますが、地域によって時給は変わります。
介護職員全体の平均時給は1,165円で「1,000円以上1,100円未満」の平均時給が21.3%ともっとも高くなっています。
職種別の平均時給で見ると
- 訪問介護員:1,226円
- サービス提供責任者:1,170円
- 介護職員:1,019円
- 介護支援専門員:1,285円
となっています。
出典:令和3年度 厚生労働省「介護労働者の就業実態と就業意識調査」
1週間の労働時間
1週間に働いた時間で見ると、無期雇用職員(正社員など)は「40時間以上50時間未満」が67.4%で最も高く、続いて「30時間以上40時間未満」が13.1%となっています。
4職種別で見ても「40時間以上50時間未満」が高く、最も高いサービス提供責任者は76.1%で続いて介護支援専門員が73.4%です。
一方、有期雇用職員でも「40時間以上50時間未満」が最も多く47.6%です。続いて、サービス提供責任者が68.4%で続いて介護支援専門員が62.3%となっています。
出典:令和3年度 厚生労働省「介護労働者の就業実態と就業意識調査」
勤続年数
介護職で働いている人の勤続年数別に内訳は下記です。
5年未満 | 34.7% |
5年以上10年未満 | 27.8% |
10年以上15年未満 | 14.6% |
15年以上20年未満 | 8.5% |
20年以上 | 4.4% |
このデータから、介護職全体の勤続年数は10年未満の方が多い事がわかります。
出典:令和3年度 厚生労働省「介護労働者の就業実態と就業意識調査」
介護職からの転職でよくあるQ&A
介護職からの転職でよくある質問をご紹介します。
なぜ介護職を辞めたのか?
介護職を辞めた理由で最も多いのは「結婚、出産、妊娠、育児」が25%となっています。続いて「職場の人間関係に問題があった」が16.6%、「将来に見込みが立たなかった」が15%となっています。
出典:「令和3年度介護労働実態調査」
介護の他の職種は?
介護の他の職種として次の職種が挙げられます。
- 介護職員(ホームヘルパー、介護福祉士)
- 介護助手、介護補助
- 介護支援専門員(ケアマネージャー)
- サービス提供責任者
- 生活相談員・支援専門員
- 管理者(施設長。園長)
- 介護事務
- 管理栄養士。調理スタッフ
- 看護職
- 機能訓練指導員
- 運転手(介護ドライバー・介護タクシー)
- 福祉用具専門相談員
- 生活支援コーディネーター
- 介護認定調査員
介護職の退職理由のランキングは?
「令和3年度介護労働実態調査」によると介護職員が前職をやめた理由は次の表の様になっています。
介護職から転職成功ガイド:おすすめ業種とその理由【まとめ】
介護職から転職を考えている方に向けて転職成功について解説しました。
転職は現状より良い条件を目指して活動するのが正解です。
しかし、転職方法がわからないから不安を抱えてしまうのが本音だと思います。
では、介護職から転職を考えた際「どのような事を考えるべきか?」について転職エージェントを利用した時にどんなメリットがあるのか?を知ることが非常に重要です。
なお、転職エージェントの利用は複数登録が絶対におすすめです。1社だけの登録だと転職条件の比較や条件交渉が不利になるので、利用で迷うなら複数登録をしておきましょう。
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以下の記事では介護士転職エージェントランキングおすすめ5選【選び方も解説】について解説しているのでこちらの記事もぜひ併せて読んでみてください。
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